Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2010年10-11月号 経済学部 R.I

アサンプション大学に交換留学生として来て、留学生活も折り返し地点を過ぎました。9月の末に最初のセメスターが終わり、それから1カ月ぐらいの中休みがあります。今回はこの休暇中に何をしたのか、またどのように過ごしたのかをお話したいと思います。これらの話しに入る前に、休暇中のBangnaキャンパスの様子について説明したいと思います。

基本的に大学内の寮に住んでいる人たちは、この休みの期間を利用してほぼ全員実家に帰ります。そのためキャンパス内、寮内はとても静かです。簡単に言うと、孤立するような感じです。それに、AUモールの休み中に営業するレストランも少なくなってくるので、必然的に食べるものも限られてきます。ここで、私が休暇中に行った一つ目のことが、Huamakキャンパスへの引っ越しです。

やはり、食事、交通に制限が出てくるBangnaでの暮らしよりも、それらの面をカバーできるHuamakでの暮らしのほうが、快適で便利なことは確かです。具体的に言うと、食事は、Huamakの周りには多くの出店があります。値段もAUモールのものに比べて安く、品揃えも豊富です。また交通は、多くのバス、ボートがあり、街の方に出かけるのも低運賃、短時間で行くことができます。Huamakへの引っ越しを通して、たくさんの新しい発見に出会い、新しい友達も作ることができ、とても充実した一ヶ月間でした。

 

次に紹介したいのは、タイの北部(チェンマイ、シェンライ、ミャンマー、ランパーンなど)への旅行です。4泊5日のこの旅行は、タイ人の友達が企画してくれたもので、とても楽しい、そして充実した旅行でした。基本的には、タイの北部の有名な観光地を回りました。ランパーンでは、大きな滝がある自然公園に行き、そこで半年ぶりに温泉に入ることができ、それは格別なものでした。チェンマイでは、有名な観光地でもある、タイで最も高い山に登りました。そこの気温は10℃以下で、ほとんどの人たちは、寒さ対策をしてきます。しかし私は、そのことを頭に入れてなく、半袖・半ズボンで登り、久しぶりに日本の冬を思い出しました。

またタイの国境を超え、ミャンマーの市場で買い物をしました。基本的に、街の雰囲気や売っている物は、タイのものとほとんど同じように感じました。しかし、やはり言語、文字は全く違いました。国境近くに住んでいる人の多くのミャンマー人はタイ語を話すことができるようで、商売する上では、問題は無さそうでした。ミャンマーの滞在は、3時間ぐらいと短いものだったのですけど、たくさんの思い出をつくることができたのでとても満足しています。今回のこの旅行は、企画してくれた友達だけでなく、友達の家族または、その友達の友達など、多くの人たちのサポートによって旅行がスムーズに進みました。すべての人たちに感謝の気持ちで一杯です。

 

最後に紹介したいのは、鹿島建設のタイ支部営業部長の鶴さんという方とのお食事会です。

このお食事会までの経緯を説明すると、アサンプション大学で、ある日本人とタイ人のハーフの生徒(鶴さん)と知り合いになり、ちょうど就職活動の話しをしていたら、たまたまその子の父親が上記に述べた会社に勤めていました。そこで、その子が私たちの事情を説明してくれ、今回のお食事会の日取りを決めてくれました。その席では、鹿島建設自体の説明や、鶴さん自身の仕事上での経験を私たちに話してくれました。鶴さん自身がおっしゃっていたのですが、普通のサラリマーンでは経験できないことをたくさんしている人からのお話は、全てが新鮮で、また刺激的なものでした。たくさん価値あるお話を聞くことができ、それらを今後私自身の就職活動だけではなく、キャリアに活かしていきたいと考えています。

 

この短い一カ月という休暇を利用して得た経験、発見、出会いは全てが自分自身にプラスになるものであり、残りのタイの留学生活に役立っていけば幸いであると思っています。