Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2011年10-11月号 国際文化学部M.H

休暇中の過ごし方

アサンプション大学では10月の始めに一学期が終わり、約3週間の休暇にはいります。みんなそれぞれの国に帰ったりするのでバンナ周辺の人口は一気に減ります。私はこの休暇を利用して友達と約2週間マレーシアとタイのプーケットへ旅行に行ってきました。節約するために飛行機は使わず、24時間かけてマレーシアまでバスで行ってきました!

タイの夜行バスは日本と違って3000円ほどですごく広いごはん付きのバスに乗れます。それでも24時間のバスは疲れましたが。。しかしとてもいい経験ができました。陸路で国境を超えるという経験もできましたし、その際に国境に取り残されるというハプニングもありました。そこで痛感したことはやはり日本ではあたりまえのことがあたりまえではないということと、言葉の壁は大きいということです。タイではほとんど英語が通じませんし、ここで休憩するよ、とかここで手続きしてね、とかそういったこともすべてタイ語で知らされます。なにもかも手探りで自分たちの準備不足も思い知らされました。それでも旅行はとても充実したものになりました。

マレーシアでは英語が通じますし、食べ物も隣の国なので似ていますが、マレーシアはムスリム国なので豚肉を使わない料理が多く、中国人の割合が多いのでそういったものも多く見られました。友達の親戚がマレーシアに住んでいたのでそちらの家にも遊びに行かせていただいたのですが、マレーシアの大学教授である日本人のお父さんと、日本で教師をしていたパキスタン人のお母さん、獣医としていろいろな国を飛び回っている娘さんといったとてもおもしろくて、こんな人たちはめったに会えないだろうと思いました。いろいろお話もさせていただいて、真面目な話からいろいろな国のおもしろい話までとてもすばらしい経験ができました。その家族は、日本語と英語とパキスタンの言葉であるウルドゥー語を交えながら会話していて、言語に興味がある私としてはすごくおもしろく、こんな会話の仕方があるのか、と驚きました。そのほかの滞在をゲストハウスで過ごしたのですが、そこでバックパッカーをしている日本人の方々とお会いするなど、楽しい出会いもありました。

マレーシアからプーケットまでまたバスに乗り、7時間かかりました。プーケットは観光地なだけあって英語が通じるところもたまにあり、物価はバンコクに比べると少し高く感じますが、すごく楽しい時間が過ごせました。プーケット島から船で1時間半ほどのところにあるPhi Phi island というところでシュノーケリングをしました。今まで見たことのないほどの綺麗な海でカラフルな魚が泳いでいたりと、タイの魅力の一つを体験できたと思います。

マレーシアでは美術館に行ってマレーシアの伝統的なものをみたり、遊園地に行ったりしましたが、プーケットではショッピングをしたりビーチに行ったりとゆっくりとした時間が過ごせました。私は今回マレーシアとプーケットに行ってきましたが、タイは周辺の国へ行くのが便利な国です。なのでこういった休暇を利用していろいろな場所へ行くことをおすすめします。私はカンボジアとラオスにも行きたかったのですが今回は諦めました。次回の機会に是非行きたいと思っています。