Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2011年6月号 国際文化学部 M.H

オリエンテーションについて

オリエンテーションといえるものは全部で3回ほどありました。まず3月の下旬にfresh manにむけた大きなオリエンテーションがあり、アサンプション大学の歴史、授業の概要、校則などといった内容でした。このオリエンテーションは正規の生徒に向けたオリエンテーションなので、必要な内容と自分たちには関係のないことを理解するのに困りました。これは英語とタイ語でおこなわれるため倍の時間がかかります。5月にもこのオリエンテーションと同じような内容のものがおこなわれます。2つ目のオリエンテーションは学部のためのオリエンテーションです。私たちはArtsという学部に所属していて、学科はBusiness Englishです。このオリエンテーションではその学科ごとに分かれて、どのような授業があるのか、何単位取らなければいけないのか、テストの受け方、キャンプの説明などといった内容でしたが、すべてタイ語でおこなわれます。私たちはタイ語が理解できないので、英語のガイドラインを読むだけでした。このオリエンテーションは出る必要はありません。必要な内容はすべて他のオリエンテーションで聞くことができます。最後に6月上旬にExchange studentにむけたオリエンテーションがHuaMakキャンパスで行われました。このオリエンテーションには必ず参加しなければなりません。内容はアサンプション大学はどのような大学なのか、テストの受け方、VISAの更新の仕方、病気になった時の対処方などといったものです。

 

環境について

私たちは大学の中にある寮で生活しています。寮の周りには24時間コンビニ、レストラン、美容院、本屋、ジム、プールなどたくさんの施設があり、生活に困ることはありません。キャンパスと寮を結ぶバスも走っていて、歩いてもそんなに時間はかかりませんが、不便だなと思うことはありません。寮は2人部屋でキッチンはありません。料理ができる場所はありますが、寮の隣の建物に行かなければならないので普段はあまり利用しません。部屋の広さは十分で、狭いと思ったことはありませんし、もしルームメイトがあわなければかえてもらうこともできます。しかし、部屋にありがたくさんいて、タイに来てすぐの時はよく刺されました。刺されるととても痒いですし、痕が残ります。私は殺虫剤をベッドや部屋の角にまいて対処しましたが、こっちの殺虫剤はとても強力で、使用しすぎて死んでいる日本人もいるそうです。寮の1回に病院のようなものがあり、そこでかゆみどめやありを殺す薬ももらえます。そちらを使用したほうがよいでしょう。基本的に何か困ったことがあれば、寮のフロント、international office の人、日本人の先生に尋ねれば解決します。大学のまわりは自然がいっぱいですし、大学の中もとてもきれいで王宮か何かのようです。しかも日本で買えるものはタイですべて買うことができますので、不自由なことは何もなく、充実した生活を送ることができます。

 

タイでの生活

ここ数年タイでは日本ブームがおこっているそうで、たくさんの日本製品を見ることができます。スーパーの3分の1が日本のものといっても過言ではありません。すごく心配していたことですが、シャンプー、トリートメント、化粧品などそういったものはすべて日本と同じものが買えます。ほとんどの物が日本と同じ値段で買えますが、こちらでは50円弱でカップヌードルが買えてしまうので、日本の製品はすごく高く感じてしまいます。バンコクの中心に行くと、たくさんショッピングモールがあり、たくさんレストランがあり、日本にあるブランドと同じ服が買えます。日本で買うのと値段は一緒ですが、やはりこちらの物価からするとすごく高く感じてしまいます。タイではショッピングモールの他に屋台のようなものがあります。そこでは洋服、アクセサリー、靴、食べ物といろいろなものが売っていて、とても安いです。なので普段はこちらでよく買い物をします。しかも値段交渉をすると安くなることがほとんどです。しかし、基本的にタイでは英語は通じません。最初のうちはタクシーに乗るのも苦労しましたし、タイ人の友達に電話で通訳してもらうこともありました。今では少しタイ語を理解できるようになったので、トラブルもなくなり、タイの人はシャイと言われていますが、話すとみんなすごく優しくて、タクシーのドライバーにタイ語を教えてもらったりもします。タイで生活するうえで不便なことはまったくありませんが、タイ語を話せるとより充実した生活ができると思います。