Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2013年3月号 法学部 N.S

Intensive English Courseについて

まず、Intensive English Courseとは、3月の中旬から5月のはじめまで開講される、アサンプション大学の新入生向けの授業のことで、私たち交換留学生はこのIntensive English Courseを新入生と一緒に受けます。Intensive English Courseの授業は月曜から土曜まであり、1日2コマ、計4時間授業が行われ、集中して英語を学ぶことができます。授業の中身については、すべて英語で行われますが、新入生を対象とした授業なので、授業中に講師の方が話される英語は聞き取りやすく、難しい単語等は言い直してくれます。また全学部共通の授業なので、授業の内容は特に専門的なことは習いませんが、文法について学んだり、物語などを読んで150ワード程度で文章を書いたりして、5月からの学部別の本格的な授業に向けて、主に英語の基礎となる部分を繰り返し学んでいます。最近では、ペアを作って一緒に、おすすめの観光地について考え、原稿を書き、クラスでプレゼンテーションすることも経験しました。そしてある程度授業が進むと、進行度を確認するテストが合計5回と最後に期末テストもあります。宿題もほぼ毎日あり、様々なテーマでジャーナルを書いたり、物語や新聞記事を読んで、その感想を英語でまとめたりしています。クラスは僕たち以外は、ほとんどタイ人の子ばかりですが、休憩時間などは、お互いの国の言葉や文化を教えあったりして、すごく充実した時間を過ごしています。

 

自由テーマ

僕はこの毎月の自由テーマの部分では、タイのことを皆さんにも知ってもらうために、自分の経験したことや学んだことなどについて毎月いろいろ書いていきたいと思います。まずはタイと日本の関係性や文化などについて書いていきたいと思います。まず大阪からバンコクまでは飛行機で6時間程で行くことができます。日本との時差は-2時間です。そして何よりも、タイに着いてまず感じたのが暑さです。タイは熱帯に属しているので1年を通して暑いらしいのですが、特に今の時期は、日本でいう夏にあたるので、一番暑い時期だと、タイの友人が言っていました。実際の生活面については、物価は日本の3分の1程度なので、食事も一食100円程度で十分お腹いっぱい食べることができます。また日用品も大体のものは日本よりもはるかに安く手に入ります。日本製の製品なども大きなスーパーなどには並んではいますが、あまりにも高すぎるので、買おうとは思わなくなりました。食事の面では、大半のタイ料理は辛いので、人によっては好き嫌いが出ると思います。僕は元々辛いものが好きなほうなので、比較的すんなりと受け入れることができました。しかしその一方で、飲み物やデザートなどは日本よりも甘くて馴染めないものもいくつかあります。特にタイのお茶やコーヒーはどれも大量の砂糖やはちみつが入っていたりするので、あまり好きではないです。衛生面の心配もあるので、僕は毎日ミネラルウオーターを持ち歩くようにしています。これから10か月間という限られた期間ではありますが、日々のいろいろな経験を皆さんに少しでも伝えて、タイに興味をもってもらいたいと思っているのでよろしくお願いします。