Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2013年3月号 国際文化学部 I.I

1.Intensive English Course について

Intensive English Courseとは大学の学部の授業の前に行われる英語の授業のことです。というのもアサンプション大学では大学の講義がすべて英語でおこなわれます。つまり私達が英語ですべての大学の授業をうけるようなもので、タイの子はこれから母語のタイ語ではなく第二言語である英語で授業をうけていくことになります。そのための前準備としておこなわれるのがIntensive English Courseであり、この授業ではリスニング、スピーキング、ライティング、リーデイング、4技能すべてを統括的に授業にとりいれられています。クラスは30人程で構成されており、私のクラスはほぼみんなタイ人です。授業ではディクテーション(先生が1パラグラフほどの英語を読み上げ、生徒がそれを聞き取り書き取る作業)が毎日おこなわれます。このディクテーションは一例ですが、こっちにきて授業をうけて、習慣化させるといった授業スタイルを多く取り入れているといったイメージを強くうけました。授業では小テストが週に1回のペースで行われ、宿題も毎日だされます。週に6日、1日4時間(途中30分の休憩をはさみます。)の授業が行われるため大変ではありますが、授業自体はすごく楽しいです。ペアになって話し合ったり、みんなの前で発表したりと比較的にアクティビティが多いです。先生は休憩をはさんで前半後半で変わりますが、どちらの先生もとてもフレンドリーで分からないときは質問をすればすぐに答えてくれますが、英語をあらかじめしっかり勉強しておくにこしたことはないと思います。

 

2.自由テーマ

こちらにきてから初めて書くマンスリーレポートということもあり、今回は到着してからの流れについて書きたいと思います。アサンプション大学は空港から遠くに位置しているうえにバスの便もよくありませんが、私が空港に到着した時は大学の方が迎えに来てくだったので比較的スムーズに大学にいくことができました。大学に到着し荷物を部屋においた後は日本語学科の生徒の方が大学を案内してくださいました。オリエンテーションと呼べるような大きな説明会は行われませんでしたが、次の日に担当の方が個別にタイで使う銀行口座や生徒IDカードをつくるための用紙の書き方を教えてくださいました。寮の光熱費や水道代は銀行から引き落とされるので必ず作らなければなりません。生徒IDカードの方は用紙に記入してから発行されるまでに数日かかります。大学内のコンピューターの使用をはじめ、生徒IDカードがないと図書館を使用することもできないので、とても重要なものになってきます。この日は用紙の記入が終わった後、制服と教科書を買いに行きました。タイの物価は安いとはいえ、着いてすぐは準備のためにお金が必要になるのでそのことも考えて少し多めにお金をもっていっておく方がいいと思います。前もって説明をうけたりするというよりは随時呼び出されて説明されるといった形なので、担当の方とは常に連絡がとれるようにしておいた方がいいと思います。また分からないことがあれば自ら積極的に聞かないと、わかっているものだと思われてしまい、説明をうけずに終わってしまうことがあるので、分からないことは聞くということを心掛けたほうが良いと思います。みなさんとても親切に対応してくれます。