Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2016年3月号 国際文化学部 Y.A

1.現地の学生、友人について

ABACは、タイで初めてできたインターナショナルな大学なだけあって世界各国から学生が集まっています。一番多いのはやはりアジア圏の学生で、インドやバングラデシュ、東ティモール、ブータンからの学生もいれば、アメリカやイギリス、フィンランドなどからの学生も集まります。中には、聞いたこともない国からABACに来ている学生もいました。その反面、日本人学生は全体の学生の1割に満たないくらい少ないです。各国からやってくる学生は、ABACにあるそれぞれのコミュニティに所属して、コミュニティごとに様々なイベントを行っているようですが、残念ながら日本人の数が少なすぎるため、Japanese communityは存在しません。しかし、この学校には日本語学科があり、日本語を勉強していて、日本語を話せるタイ人もたくさんいます。加えて、今タイは日本ブーム真っ只中なこともあり、日本のアニメや漫画、料理や言葉が好きだと言ってくれる友達も多く、とても嬉しく思います。私は、最初のセメスターで一緒のクラスだった子と今でも仲が良く、年始には一緒に海に行ったり学校のイベントに参加したりしました。クラスが一緒だったり一度喋ったことのある友人は、すれ違うと必ず声をかけてくれるし、ご飯にも誘ってくれます。友達のルームメイトや友人を連れて日本食を食べに行ったりすることもあります。優しくて素敵な人が多い学校だと感じています。

 

2.週末Trip ―シンガポール編

・中間試験が終わった週に、シンガポールへ34日の旅行をしてきました。ちょうど私と同い年の従姉妹が交換留学でシンガポールにいて、先月はタイに遊びに来てくれたので、今回は私がシンガポールに行き一緒に観光してきました。日本から行くよりも安くで行けるし、所要時間も飛行機で2時間くらいでした。しかし、私が滞在していた4日間は気温が一番高くなるという予報で、タイにいるよりもはるかに蒸し暑く、ガラス張りの高いビルが多いせいで、なんだか街中がギラギラしていました。シンガポールは知っての通り、建国されてから年数も浅く、ちょうど昨年が建国50周年の年だったそうです。建国記念日には、公共交通機関が一日無料で乗り放題だったらしく、電車もバスもすごい人だったと従姉妹が教えてくれました。また、移民国家でも有名なシンガポールは、本当に色んな国籍や人種の人たちでいっぱいでした。日本やタイとは違って、現地の人を見かけるほうが少なかったように思います。日本で20年暮らし、留学でタイに住み慣れていた私は、移民国家と聞いてもピンと来ず、よく分からなかったのですが、今回の旅行で色んな国籍の人たちが、1つの国で一緒に生活していくことがどういうことかを少し知れたように思います。旅行中考えることはたくさんあったのですが、とにかく、有名な観光地にも行けて、タイのカオマンガイに似ているシンガポールのチキンライスなど、美味しい食事も楽しめて良いリフレッシュになりました。と同時に、やっぱり私には時間がゆっくり流れていて、ゆるくて適当なタイの方が合ってるなぁと再認識した旅行でもありました。