Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2019年1月号 経営学部 S.K

試験について

1つの科目につき試験は基本2回あります。一部例外でquiz(小テスト)があります。試験時間は中間試験は2時間、期末試験は3時間です。龍谷大学は1時間なので、すごく長く感じます。

試験期間は中間が約1週間、期末が約2週間設けられていて、その1週間前は補講期間のような感じで、授業をやるかやらないかは先生次第…になります。

試験当日は正装(ボタン付きのシャツ、校章、ベルトなど)が求められますが、予想より厳格ではなく、女子はタイトスカート(プリーツがついていないスカート)であれば、ロング丈でも、前にスリットが入っているタイプでも入室可能でした。靴は黒の革素材で、つま先・踵が覆われている靴でなければいけません。私は日本からもってきたスーツ用のハイヒールを履いて受験しました。他にはいわゆる女子高生が履いているローファーやドクターマーチンの9ホールみたいなのを履いている人もいました。

試験開始から10分以上の遅刻は入室不可。試験開始から30分経過したら退室可能。荷物は教室前方の黒板下に置いておき、筆記用具と学生証だけを持って、指定された席で受験。座席は教室の外に「列番号/席順」のように記載されています。(イメージ参照)試験教室イメージ

教科書等の持ち込みはもちろん不可。指定があれば電卓の持ち込みは可能。スマートウォッチの取り締まりを強化しているので、普段つけている人は注意が必要。

試験は記述が主でした。科目によってはマークシートと混合もありました。内容は基本的に教科書(授業で扱った内容)から出題されますが、計算や発展的にessayで解答する科目もあります。

冒頭のquizについては、中間試験や期末試験の前々週に行われれることが多く、授業内か土曜など授業がない時間に行われます。試験時間は1時間です。

それぞれの配点は、例えばEnglishⅢの場合、中間試験が100%(marks)、期末試験が150%(marks)、Quiz(2回)×50%(marks)、その他平常点(出席、提出物、授業参加意欲)50%(marks)になります。合計500%(marks)で、350%(C)以上で単位取得になります。

コピーショプについて

※日本では違法です。タイならではってことで温かい目で読んでください。

教科書は基本的に、学内のブックストアで買うことができます。が、高い。1冊1000バーツ(3500円以上)するのものもあります。またブックストアで扱っていない教科書もあります。そこでアサンプションの学生が愛用しているのが、コピーショップの教科書。コピーショップ。それは教科書を複写し、製本し格安で売っているお店。

学校からタクシーで5分ほどのところにあるお店で、普通に一般のお客さんや業務用の印刷も請け負っているお店です。

お店に行って”Textbook please!”と言うと右のようなメニューが渡されます。授業のコードと授業名が一致しているので、それをメモ用紙に記入したら注文完了。

ちなみに、中間までのチャプターと期末までのチャプターを別冊にして売ってくれる親切さも。

通常だったら合計で2000バーツ(約7000円)以上する教科書を、500バーツ(約1750円)で買うことができました。

授業中に先生たちも「教科書持ってないの!?コピーショプで買ってきなさい!」と言うほど、コピーショプは浸透してます。日本にはないので、おもしろいと思って紹介しました。