Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カトリック大学校
2023年12月号 国際学部 K・I

①この留学を振り返って

 この留学を振り返って一番に感じたことは、自分の成長です。言語面での成長はもちろんですが、自立面、他人との関わり方や理解の仕方、人に対する先入観についても成長したととても感じています。

 韓国に来て日本にいる時より当然韓国語を話す機会が増えて、韓国語を話さざるを得ない状況に置かれたことで、日本にいた時よりも韓国語をもっと勉強しようという気持ちになりました。もちろん日本語を話せる韓国人の達もいましたが、韓国語で話してくれるようお願いして、韓国語を積極的に勉強しました。現地で電池の言葉を勉強しながら思ったことが、留学は現地に来ただけではその国の言語は上達しないということです。自分から積極的にその言語に触れていくからこそ上達するのだと感じました。

 韓国に留学に来る前は、当然韓国には韓国の文化があって、文化の違いも当然あるだろうと先入観を抱いていました。しかし、韓国に来て10カ月が過ぎた今感じることは、韓国人だからこうだとか、日本人だからこうだとか、そのようなものはただの先入観や偏見であって、実際はほとんどなかったということです。もちろん、違う国なので日本と違う、文化やある物事についての韓国の人の考え方など、日本と違う部分はあります。しかし、それらすべてを「韓国の文化」としてしまうのは少し違うなと感じました。やはり韓国人の中でも、日本と同じように価値観や考え方は人によってそれぞれで、それを「韓国の文化」と大きく1つのカテゴリーには収めることはできないと考えます。韓国には「사람 by 사람(人by 人)」という言葉を最近よく聞きますが、本当にその通りだと考えます。どの国の人々にも物事の考え方には個人差があって、多数決でその中の1つの考え方をその国の文化としているのが「文化の違い」の考え方だと考えます。

 韓国人と何か意見の違いでぶつかった時、「文化の違い」の一言で片づけるのではなく、「このような考え方もあるのだ」と、国の隔たりなく、相手を1人の人として捉えるようになったことが、今回の留学での1番の気づきであり、成長であると感じています。

 

②留学経験をどのように活かすか

 1年間も韓国に滞在して、また韓国語を高校生の時から勉強していたので、今回の留学を韓国についての「学び」のゴールにするのはもったいなく、まだ早すぎると考えます。今回の留学は、私の人生の韓国についての「学び」の、あくまでも通過点にしか過ぎないと考えています。通過点にしか過ぎないと言っても、これからの人生の中で1番の助けになるのであろう通過点だと考えます。

 では具体的に今回の留学経験を今後どのように活かすかですが、1番に考えられる大きな目標は就職です。韓国に関する職業に就きたいと考えています。今回の留学が終わって日本に帰国してからも、龍谷大学での大学生活はあと2年残っているので就職についいてはまだ少し遠いかもしれません。現在龍谷大学では国際学部2年生なので、来年度からゼミが始まります。国際学部にはうれしいことに韓国人の教授がいらっしゃるので、その教授が所属するコースに私も所属しており、来年度のゼミはその教授のゼミを受講させていただくことが決定しています。もちろん韓国について研究するゼミですので、最も近い未来ではそのゼミに今回の留学の経験が活かせると考えています。韓国に留学してから、日本で韓国について研究するのとしないのとでは、そもそもの研究テーマや、研究しながらの発見や気づき、研究結果について、差ができ、また、より深い研究をできると考えます。

 また、今回の留学は学校から「勉強」の目的で派遣されているのでアルバイトなどの現地での「仕事」に触れることができませんでした。そのため、龍谷大学卒業後、ワーキングホリデーで韓国にもう1度滞在し、次は韓国の「仕事」について触れたいと考えています。その時のワーキングホリデーでも、今回の留学経験で、言語面に関しても、文化の理解に関してもスタートラインが0からのスタートではないので多くのことを活かせると考えます。また、最終的には韓国での就職も視野に入れています。