①授業紹介
今学期は4つの授業を受けています。まずは、“무역일본어회화및작문”(貿易日本語会話及び作文)です。これは、日本企業への就職を希望する学生が、「就職活動から入社初期に必要なビジネス日本語」を無理なく確実に身につけられるよう学習するものです。電話の受け取り方やその対応の仕方や言葉遣いを学びます。授業で韓国人の学生とペアになって発音が正しいのか、言葉遣いが正しいのか確認し合う活動も多く、正しい日本語やビジネス日本語を知っておかなければなりません。次に、“시사일본어토론”(時事日本語討論)です。これは、社会的に話題になったテーマや考える必要があるテーマを選んでグループを作り、日本語で意見を交わしながら討論するものです。テーマに対して肯定側と否定側の意見を考えたりディベートのやり方に慣れてなかったりと難しいですが、社会に出たら必要な力だと思いました。そして、“영화의이해”(映画の理解)です。これは、映画理論の基礎やジャンルに対する理解、他の映像媒体との違いなどを学びます。全て韓国語で行われるので難易度はかなり高いと感じますが、映画に関心があれば面白い授業だと思います。それに、講義資料もあるので分からない部分は翻訳したら大丈夫です。最後に、“현대일본사회탐구”(現代日本社会探求)です。これは、日本社会と文化関連の日本語の教材を使って学習します。チーム発表もあります。この授業を受けてみて、私たち日本人が注目しないようなことが外国人にとって、関心を引くようなものがあるという面白さを知ることができました。
②日本のアニメやキャラクターについて
日本でも平成キャラクターのブームがあったように韓国の若者の中では最近リラックマやたまごっちが流行しているように感じます。私も世代なので嬉しいのと、リラックマがコンビニとコラボレーションしているのを見ると不思議でした。この他にも推しの子とのコラボレーションもしているようで、最近コンビニに日本のキャラクターをよく見るようになりました。ポッキーと似ている商品がペペロなのですが、ポッキーの日(ぺぺロデー)に向けて毎年何かのキャラクターとコラボレーションしているように思います。去年はちいかわでしたが、今年はリラックマのようです。11月にはコリラックマのポップストアが開かれる噂も聞きました。このように幼い頃から馴染みのあるキャラクターが韓国の若者にも親しまれるようになって胸がいっぱいです。その他にも韓国国内のコーヒーチェーン店でもクレヨンしんちゃんとコラボしたり、クレヨンしんちゃんとサンリオがコラボしたものとコラボしたりと幅広いです。サンリオキャラクターを知らない人でもキティちゃんへの認識があるように日本のキャラクターの広がりは可能性があるなと感じました。実際に、日本のアニメやキャラクターが好きな韓国の友達がいて、日本人のK音楽がきっかけで韓国に対して関心がある人と入門の仕方が似ているなと思いました。