Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中央大学校
2023年10月号 国際学部Y.M

《現地の学生、友人について》

私は1学期の時に同じ授業を取っていた日本語専攻の韓国人学生と仲良くしています。最初は、授業についていけるか不安だったので、自ら声をかけて友達になりました。偶然、私と性格が似ていて気の合う人に声をかけたので、今では休みの日に一緒に旅行に行ったり芸術鑑賞に行ったりしています。日本語学科の人は日本に関心があり、日本語が上手な人が多いので、声をかけたら仲良くなれるかもしれません。また、寮でも最初印刷の方法が分からなくて教えてくれたお姉さんや日本が好きなお姉さんが声をかけてくれたりして仲良くなりました。

 

私が仲良くしている人は全員私のことをいつも気遣ってくれて、困ったことがあればすぐに力になってくれます。先日、論述系の試験が出されて、韓国語が合っているか自信がなかったのですが、全て添削してくれて本当に助かりました。また、공강(授業と授業の間の空いている時間)の時には何時間もずっと話していて、自然と韓国語の練習にもなっていると思います。

 

韓国の学生は本当に忙しいなと感じます。試験期間は睡眠時間を削って、皆熱心に勉強していました。また、私の友人になった1人が2学期からインターンシップに行っているのですが、韓国のインターンシップは長期間が多く、1年間企業で働くと言っていました。日本は1Dayインターンとかもあるので、学業と両立しやすいですが、その子は休学してインターンに行っているみたいで、最初聞いた時は驚きました。

 

《2学期の授業について》

1学期は留学生向けや日本語学科の授業のみを取っていたのですが、2学期は私の興味のある歴史学科の授業も取ってみました。歴史学科で人気のある教授の授業を現在2つ受講しています。2つとも歴史ドラマや映画の一部を見ながら、歴史について学ぶ授業で、映画も歴史も好きな私にとっては楽しい授業です。

 

私の一番好きな授業である’영화속의역사바로읽기’という授業は歴史映画を歴史史料と比較したりしながら、その伝達方法や歴史について深く分析する授業です。最初は受講申請の時にすぐ埋まってしまったのですが、たまたまキャンセルが出て受講できました。教授の講義は韓国の歴史番組を見ているかのようでとても分かりやすいです。また、授業前に学生一人一人に声をかけてくれて、難しくないか確認してくれます。ただ、周りは歴史学科の学生がほとんどで、多くの作品を一度日本語字幕で視聴したのですが、やはり歴史映画を理解するのは少し大変です。中間試験はあらかじめ教授が記述式の問題2問を教えてくれたので、準備してから臨めました。1時間で2問は普通どれくらい書くのかと韓国人の友達に聞いたところWordでA4 2枚くらいと返ってきたので韓国語で準備するのに時間がかかりました。今まで歴史映画を事実と比較したり、製作意図などを考慮しながら見たことがなかったので、この授業を通して歴史だけでなく、歴史コンテンツに対する視点も学べているのがいいなと思います。

 

  

この授業の課題で現地調査レポートが出されたので、昌徳宮の後苑に行ってきました。秋になり紅葉がとてもきれいです。最近は毎週こうした歴史的な建造物を訪れて、心が癒されています。