《オリエンテーションについて》
今年のオリエンテーションは、対面で行われました。
中央大学にはバディー制度という現地の1人の学生に対し、約15人の交換留学生をサポートしてくれる制度があります。オリエンテーションが開かれる学内のホールに着くと、まずは自分のバディーがいるところに座りましたが、思っていたよりもとても多くの交換留学生がその会場に集まっていて驚きました。また、周りの同じバディーグループの方達に話しかけてみるとスペインやフランス、コロンビア、台湾など世界各地から留学生が来ていることがわかりました。
オリエンテーションの内容はキャンパス紹介や履修登録の日程、禁止事項などに加え、寮に関する重要事項などが説明されました。また、トンジャク区警察の方が来てくださり直接犯罪に遭った時の対処法や連絡先を教えてくださいました。全て英語での説明なので、スクリーンに映る内容を写真に撮ってあとで見返せるようにしました。
《友達の作り方について》
韓国に来る前までは友達ができるかが1番の不安でした。ですが、約1ヶ月経った今ではそんな心配をしていたことが信じられないぐらい友達に恵まれています。
まず、寮生活をしているとほとんどの確率でルームメイトが日本人なので日本人の友達ができるかという心配はしなくても大丈夫だと思います。また、日本人はほとんどが同じ階に固まっているみたいです。
ですが、留学に来たからには現地の韓国人の友達と外国人の友達を作ることが重要です。最初は韓国人よりも留学に来ている外国人の方が友達になりやすいと感じました。最初のオリエンテーションでは同じ班になった外国からの留学生に声をかけて連絡先を交換しました。私はあまり英語が得意ではないので簡単な会話しか出来ませんでしたが、とても優しい方ばかりでゆっくり簡単な言葉で話してくれました。3月に入ってからいくつかのバディーのチームが集まって40人ほどでご飯に行く機会がありましたが、そこで一気に外国人留学生の友達が増えた気がします。
そして、私が韓国人の友達を作った方法はサークルに入ることです。前学期から留学されている日本人の先輩と偶然寮の中で出会い、その方達の紹介で書道サークルに入りました。書道は小学校と中学校の授業でしかしたことがなかったので馴染めるか不安でしたが、本当にみなさんが優しく、日本語学科の現地の学生も在籍しているので馴染むことができました。日本と同様に新入生歓迎会があり、その場でたくさんの部員の方と交流しました。自分のペースで練習することができ、練習終わりに部室で出前をみんなで食べることも楽しみの1つです。書道サークル活動はアットホームな雰囲気で人脈も広げることができ、日本とは違う書道の方法も学べるので本当に入って良かったと思っています。
最初は慣れない留学先で大変な毎日を過ごしますが、そんな中でも怖がらずに誰にでも話しかけることと、人と交流できる環境を自分から作ることが大事だと身を持って感じました。