Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

国立中正大学
2025年11月号 文学研究科 M.I

①留学と語学力
他のマンスリーレポートにも書かれていた方が多かったのですが、単に留学するだけでは英語力は伸びないと痛感する日々です。私は英語枠で台湾へ留学していますが、現地の学生は流暢に英語を話し、授業中に先生へ意見を述べる時もジョークを言う時も英語で話します。ですが、毎日予習と復習をして、授業にしっかり参加していれば大丈夫です。また、留学前の語学試験対策ですが、私は国際学部や文学部の英語英米文学科でも無ければ、英語が得意なわけでも無いため、交換留学を目指すこと自体に対して不安を感じていました。しかし、以下②で記しますが、国際学部の友人達から助けてもらいながら交換留学そのものや出願のための語学試験に関する情報収集をし、「5.5なら気合いでいける!」と(当時出願したかった大学はIELTS5.5が必要でした。交換留学の選考の時に行きたい大学が提示している要件を満たす必要はありませんが、大学院に入学する時期とIELTS受験の時期が重なり、今後も毎日1日中英語学習を続けることと普段の授業と両立することは難しいと思い、一発で5.5を取得することを目指していました。)励ましてもらい、友人達のお導きのおかげで無事交換留学に出願・台湾に渡航出来ました。英語を専攻していない私のマンスリーレポートを見て、少しでも背中を押された方がおられましたら、嬉しいです。
 
②交換留学出願のための語学試験(IELTS)対策について
私は大学院2回生の時期に留学したいと思ったため、その前年度に出願する必要がありました。交換留学の学内選考は1期、2期、3期の前期後期で留学出来る学校に応募しようと思っていたので、それまでに学内選考のための語学要件を満たす必要がありました。学部の卒業論文を1月上旬に提出してから、(2月上旬の口頭試問対策をしながら)私のIELTS対策は始まりました。1番初めに過去問を何も対策していない状態で深草のランゲージスタディエリアで解きました。リスニングは何も聞こえず0点、リーディングは1問正解で「これは終わったな」と思ったことを覚えています。しかし、YouTubeで勉強法を調べて自分に合った勉強法を見つけたり、国際学部で交換留学を経験した友人にお励ましをいただいたりしながら、4月上旬の試験に向けてとにかく英語に触れることを意識した日々を過ごしました。春休みは友人と遊びながら、それ以外の時間を全てIELTS対策に費やしました。私がやった勉強法は、IELTS用の単語帳、公式の過去問、文法が分からない時の文法参考書(高校の授業や大学受験で使うようなものでOKです!)をひたすら繰り返しやって、生活を英語に変える(←友人からのアドバイス)ことでした。公式の過去問には解説がないため、間違えたらどこで間違えたのかを英文を見直しながらしっかり復習して、分からない文法は文法書を見て潰しましょう。私は5.5を目指していたので、単語帳は5.5までの範囲だけを完璧に覚えました。スピーキングは、YouTubeを用いました。ライティングは専用の対策本がありますので、ライティングをやったことがない方はそちらを利用されると良いかもしれません。私は、文学部英語英米文学科のオールイングリッシュで開講されている科目「アカデミック•ライティング」の授業を他専攻ではありましたが受講し、そこで習った通りのライティングの書き方を過去問を使って練習しました。留学出願に迷われている方は、ランゲージセンターへ行き、TOEFLかIELTSの問題を一度解いてみることをおすすめします。
 

彰化の八卦山大仏風景区です

 

↑大仏の近くにある南天宮十八層地獄では、地獄の様子を観ることができます。
楽しいのでおすすめです