Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

国立中正大学
2025年2月号 文学研究科 M.I

①渡航・入国について
はじめに、台湾で交換留学生として渡航するには、ビザの申請が必要です。必要書類を、グローバル教育推進センターの方に助けていただきながら揃え、海外渡航用の健康診断を受診し、大阪にある「台北駐大阪経済文化弁事処」へ、ビザの申請に行きました。この際、健康診断書を提出するのですが、書類は戻ってこないため、必ずコピーしておいてください。私は、ビザ申請を待っている途中、国立中正大学へ渡航後に、健康診断書のコピーを提出しなければならないことを失念していたことに気づき、大慌てで近くのローソンへコピーしに走りました。写真を撮ってGoogleドライブに保存し、国立中正大学へメールでも提出していたためオンライン上には保存出来ていたものの、(万が一忘れても、国立中正大学でコピー出来たと思いますが)何があるか分からないため、留学関係の書類は逐一コピーをし、いつでもアナログ・デジタル関係なく見返し・取り出しが可能な状態にすることをおすすめします。
また、台湾入国の際、パスポートに貼られる査証(ビザのページ)に加え、国立中正大学からお送りいただいた「入学許可証」の提示が必要でしたので、留学先の大学からお送りいただいた資料も全て印刷し、重要書類(入学許可証等の、特にビザ申請で必要だったもの)は同じものを2部〜3部印刷して手荷物の中に入れておくと安心だと思います。これらのような手順は、入国後の居留証(ARCカード)の申請の際にも行わなければなりませんので、出国前から慣れておくといいと思った次第です。

②オリエンテーション・授業選択について
オリエンテーションは、他国から留学に来ている方々と一緒に参加しました。この時に配られるハンドブックに沿って、インターナショナルオフィス(龍大で例えると、グローバル教育推進センターさん)の方が説明をしてくださいます。健康診断や寮費の支払い、授業時間等についてもこの時に説明されます。他国から来られた留学生の方々の中には、自分と同じように留学のため卒業を1年延長する予定の方や、英語が公用語ではない台湾で、英語の授業を受講するために来られている方がいて、安心しました。
次に、授業選択についてです。私は日本で修士課程に所属しているため、留学先では修士課程の授業を履修しなければならないと勘違いしていました。実際に修士課程の授業へ行ってみるととても難しく、今後が不安になりとても落ち込んでしまいましたが、国立中正大学では、交換留学生は所属している学部の大学院・学部の授業をどちらも受講することができ、そして私が所属している外国語文学の学部は、「英語開講」とシラバスに表記されていなくても、ほとんどの授業が英語で行われることが後々判明し、自分がとても焦っていたことに気がつきました。また私は帰国後、単位認定を行わないため柔軟に授業を選ぶことが出来ましたが、単位認定をする予定の方は、出国前に龍大のグローバル教育推進センターや、国立中正大学の担当の方に相談してみてください。今セメスターでは、英語開講の授業を二つ、交換留学生向けに無料で開講されている初心者向けの中国語の授業を一つ履修しました。これから授業が本格的にスタートします。不安はありますが、頑張っていきたいです。