Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

国立中正大学
2025年3月号 文学研究科 M.I

①環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)

はじめに、環境についてです。国立中正大学は、自然に囲まれ、落ち着いた雰囲気の大学です。私のイメージとしては、大学も、大学周辺の雰囲気も龍谷大学の瀬田キャンパスに近いです。大学の周りには、ご飯屋さんとコンビニがいくつかあります。学校内にも食堂、コンビニ、食品と最低限の日用品を販売している小さいスーパー(龍谷大学の生協ショップのようなお店)があるため、食事には困りませんが、日用品を安く揃えるためのスーパーやドラッグストアは、私が確認した範囲では徒歩圏内にありませんでした。Google mapで調べてみると、徒歩60〜90分ほどかかるそうです。歩道のない山道を歩いている人はなかなか見かけませんし、現地の学生のように電動のバイクに乗ることも出来ないため、日用品を種類の多いところで安く購入するには、バスで最寄り駅(民雄駅)周辺のドラッグストアや小さいスーパーへ行ったり、バスまたはバスと電車を乗り継いで嘉義市内へ行き大きなスーパーへ行ったりする必要があります。慣れてきたらYouBike(台湾にある30分無料のレンタルサイクルです。都市によって何分まで無料かは異なるようですので、ご注意ください。)を使って、いつでも自分の好きな時間に行けないこともないのではと考えましたが、坂道が危ないため、交通機関を利用するしかないと思います。日本では近くにショッピングモールがある場所に住んでいたため、最初は戸惑いましたが、今では慣れました。万が一買い忘れがあっても、大学内のスーパーやコンビニで最低限の日用品は売っていますので、生活し辛いという訳ではないと思います。私も入国するまでは、ずっと実家暮らしだったこともあり、「何もないところへ行くのか」と心配していましたが、大丈夫です。

②寮について

次に、寮についてです。私は、学内の寮に住んでいます。国立中正大学の学生寮は、学部生が4人部屋、大学院生が2人部屋のようです。私は日本では大学院生のため、大学院生用の寮に入れて頂いたのだろうと思っていましたが、交換留学生の中には学部生でも大学院生用の寮に住んでいる方や学部生用の寮に住んでいる方が混在していて、どんな基準で寮が決められているのかは不明です。トイレ・シャワーは共同で、冷蔵庫・ガスコンロ・電子レンジは寮の中にありませんでした。(キッチンがあるという噂は聞いているのですが、まだ使ったことがありません。学部生用の寮には、共同キッチンがあり、ガスコンロが使えるようです。)また、熱湯・ぬるま湯・冷水が出る無料のウォーターサーバーが寮の入り口にあるため、飲料水とインスタント食品用の熱湯はここで確保出来ます。食料は、主に学食や学内のコンビニを利用しているため、近くに熱湯しかなくても、食べ物に困ったことはありません。これから夏になりますので、冷蔵庫がないことに関しては少し不便かもしれないと感じていますが、乗り越えられるだろうと考えております。トイレ・シャワーについては、それぞれ仕切りがあります。そのため、シャワーを使ったからトイレがびちゃびちゃになる、ということはありません。しかし、床は濡れていますので、ゴム製のスリッパは必需品です。以上、大学の環境と寮の紹介でした。

図書館の横にある芝生     寮の部屋