国立中正大学
2025年4月号 文学研究科 M.I
①授業紹介
今学期私は、中正大学で3つの授業を履修しています。それぞれの授業をご紹介します。1つ目は、「20th-and 21st-century English fiction: Selected Readings(二十/二十一世紀英文小說選讀)」です。この授業は、20世紀から21世紀にかけてのアメリカの文学作品を読む授業です。テキストを読み、授業で内容を分析します。(テキストの写真を載せてみましたので、ご確認ください。)ペアを作り、合計10分のプレゼンテーションもしました。中間試験と期末試験があり、持ち込み不可のため、中間試験対策の際、内容を頭に叩き込む作業が大変でした。2つ目は、「Irish Literature and Films(愛爾蘭文學與電影)」です。この授業は、アイルランドの小説を読み、映画を観る授業です。小説と映画を比較するライティング形式のミニ試験が授業期間中に数回あります。アイルランドの歴史や社会的背景も同時に学ぶことが出来るため、とても面白いです。1つ目と2つ目の授業では、予復習の際に日本語訳(インターネットに記載されているものを見たり、翻訳アプリで翻訳したりしています)を確認し、その作品に関する日本の論文やYouTubeの解説、映画なら予告を見てから英語の意味調べを行うなどして、出来るだけ内容の理解を深めながら授業を受けています。
3つ目は、「Chinese for Beginners (II)(入門華語(二))」です。この授業は、留学生向けに無料で開講されている中国語の授業です。入門のこのクラスは週に2回開講されていて、中国語を話すことが出来ない状態で留学している私にとって、大変ありがたい講義です。この中国語の授業は、入門・初級・中級の3種類のクラスがありました。
②Wi-Fiについて
中正大学へ留学した龍大生の1人目が私ということで、ここへ情報を記しておきます。2025年4月時点の私が知っている限りのことですが、今後中正大学へ行かれる方にとって、少しでも助けとなれば幸いです。中正大学には学校のWi-Fiがありますが、龍大のように、スムーズに繋がりません。図書館では、学校のWi-Fiが繋がりやすいです。学校のWi-Fiへ接続するには、留学生専用のパスワードを入力しなければなりません。図書館の受付カウンターで、「学校のWi-Fiはありますか?」と交換留学生である旨をお伝えして、Wi-Fi接続用のIDとパスワードをお聞きすると良いです。また、eduroam(龍大でも繋がっているWi-Fi)はこちらでも繋がりますので、出国前に設定しておくとこちらへ来てからすぐに接続出来ると思います。そしてなぜかは分かりませんが、大学の食堂ではeduroamが速く繋がります。寮のWi-Fiは、寮が学内にあってもeduroamを含む学校のWi-Fiが繋がらないため、専用の手続きをする必要があります。寮のWi-Fiは有料です。図書館と同じ建物にWi-Fiを契約できる場所がありますので、担当の方にお聞きして、Wi-Fi契約を手伝っていただくと良いかと思います。寮のWi-Fiを契約せずに、SIMだけで過ごすという手段もあると思います。私の周りには、寮のWi-Fiを契約せず、SIMだけで生活をしている方が何人かおられます。私はSIMを購入していないため、寮のWi-Fiを契約しました。しかし電子機器2台までしか接続できないため、私はパソコンとスマートフォンのみ接続しています。予備として以前使っていたスマートフォンも持参していますが、これを使うときには既に接続しているWi-Fiを一旦削除するか、図書館か食堂へ行く等、寮の外へ出る必要があります。最初は色々と戸惑うと思いますので、まずはeduroamの設定を日本でしておくと良いでしょう。

1つ目の授業で使用しているテキスト

パイナップル畑