Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

国立中正大学
2025年9月号 文学研究科 M.I

①現地の学生•友人について

国立中正大学の学生の方々は、本当に温かい人ばかりです。日本人の数が少ないのに、私が日本人と分かると頑張って日本語で話そうとしてくれたり、グループワークが必要な授業では、中国語が通じない人と一緒に進めるのは難しいはずなのに「一緒にやろう」と声をかけてくださったり、優しい人々に包まれて生活しています。交換留学生向けの中国語クラスを履修した場合、「チューター」か「ランゲージパートナー」のどちらかを選択し、週に1度、この方と互いの言語を教え合う時間を作ります。「チューター」は中国語クラスの授業内容に近い内容で交流し、「ランゲージパートナー」は、授業内容だけでなくお互いの分野や雑談などで交流します。私は、現地の生活に役立つ情報を知りたかったためランゲージパートナーを選択しました。ランゲージパートナーの方とご飯に行ったり、交流の時間に台湾での生活に役立つ情報を教えていただいたりと、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。現地での生活情報はインターネット上でも得ることが出来ますが、台湾人の方とお話しする中で得られるものは、確実で分かりやすいと思います。交換留学生と現地の学生がペアになるバディ制度もあり、彼女達には困った時に助けていただいています。また、他大学との交流で交換留学生同士がバディ制度になるものもあり、私は高雄の大学に交換留学されているフィリピン人のバディの方に、高雄を案内していただいたこともあります。これらのような機会があるため友達作りに関しては、心配いらないと思います。

②国立中正大学までの行き方
私は留学出発当日、中正大学へ辿り着くのにかなり時間を要しました。(事前の準備不足です。)今年度から中正大学へ半年の交換留学も可能となり、行かれる方も増えると思われますのでここに行き方を記しておきます。色んな行き方がありますが、1番リーズナブルに到着出来る方法かなと思います。
私は関空11:00発、高雄13:50着の飛行機で台湾へ着きました。高雄の空港から台湾鉄道高雄駅までMRT(飲食✖︎)で移動します。その後、台湾鉄道高雄駅からは「自強号」という指定席の特急電車(飲食OK)に乗り、嘉義駅まで移動します。大学の最寄駅は民雄駅ですが、タクシーがあまり来ませんし、来たばかりの時に重いスーツケースを持ってバスに乗るのは心配だと思いますので、多くのタクシーが流れている嘉義駅で降り、タクシーで大学まで行くと良いと思います。(私が乗った時は嘉義駅から中正大学まで400NTDでした。事前に値段を聞くと安心です)高鉄(新幹線)は、台北からサッと来るのには良いと思いますが、大学からかなり離れた場所に高鉄嘉義駅がありますので、高雄から来られる際や、台北から来られて時間がある場合は、台湾鉄道に乗って嘉義駅まで行くと良いと思います。もし高鉄から来られる際も、タクシーを使うと良いでしょう。また、台湾に着いたら嘉義に一泊して、ニトリやスーパーで自分に合う寝具を購入した上で、それらと一緒にタクシーに乗って大学へ行くのも良いと思います。私は、19:50に入寮手続きを終え、20:00に布団を販売している生協ショップが閉まることをそこで知り、間一髪でした。もし布団を購入出来なければ、学校の近くに布団を販売している所はないですし、次の日が全校停電で生協ショップはお休み・市街への行き方も分からなかったため、丸2日布団なしで寝なければなりませんでした。くれぐれもご注意ください。 

阿里山でのご来光

台北市立動物園ではかわいいパンダと会えます