Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

チュラロンコン大学
2012年1月号 文学部 K.A

●この一年を振りかえって

この一年を振りかえってみると、タイで一年間いろいろと経験させて頂いたなと感じています。勉強だけでなく、人間として勉強した一年だったと思います。勉強の点で言うと、現時点で何を自分が勉強したいのか、それはどうやったら勉強できるのか、いろいろと自分で考え、教えて頂き、見いだせたのではないかと感じています。見いだせた事によって、次年度からの自分のやらなければならない事が見えてきたように感じます。また、タイの学生は、どうしてそんなに勉強をするのって思うくらい勉強してます。それをみせられ、私はまだまだだなと思い、勉強しなければと思わされた一年でもありました。先生も課題をすごく出してきますし、厳しいです。そんな中で勉強もしなければならないし、友達とも遊びたいという願望もあり毎日の時間配分が昔よりうまくなったかなと感じます。 人としてどうなったかというと、少し人の事を考えて行動する事ができるようになったのではないかなと思います。留学以前は、自分で全ての事をやっている気になっていました。しかし、こちらへ来てみて何もできない自分がいました。そんな時に周りの人の優しさにふれ、一人で生きている訳ではないことを知り、人を大切にするようになったと思います。

●帰国後どう留学経験を生かす予定なのか

帰国すると、三回生になり、自分の専攻している勉強を続けて行くと思います。タイで勉強していた事とは少し違いますが、どうやって勉強すればいいのかタイで結構学んだのでそれを生かして勉強して行きたいです。また、留学前までは、自分の専攻範囲の中でしか考える事ができなかったのですが、専攻とは違う領域の勉強をしてみると学問に関する視野が広くなりました。私は国学史専攻なので日本だけを取り上げてやっていくつもりだったのですが、もっと広い範囲、例えば歴史的地域的かかわり合い、影響のしあいかたについても興味が出てきて、この一年はそんな事をを意識しつつ勉強して行こうと思います。 タイ語は、使わないと忘れてしまうと思うので、忘れないようにタイ人の知り合いを見つけてタイ語をしゃべらせてもらおうかなと考えています。タイ語を使って研究するというわけでもないと思うので(今のところ)、これから先必要になるのかは疑問ですが、頑張りたいと思います。タイでは、外国人と仲良くしていた事もあり、英語も使用する生活を送っていました。そんな中自分の英語のできなさを痛感しました。これを機に、英語に関しても勉強して行こうと考えています。 最後に、一年間を通して、タイで多くの友人ができ、タイで楽しく過ごす事ができました。これを忘れずにタイで知り合った人たちと今後も関係が続くように努力して行こうと考えています。この一年間、タイでできた友人が居なければ、きっと今の私も居ないわけですし、すごく成長させてもらったと思います。そのため、タイでできた友人達を今後も大切にして行きたいと思います。