<カルチャーショックについて>
台湾に来てから8か月経ちますが、正直感じたカルチャーショックはほとんどありません。日本と台湾は距離的に近く、台湾は日本の植民地であったという歴史的背景から文化的に似た点が多いのかもしれません。少ないですが、今回は私が感じたカルチャーショックを紹介します。
〈気候、季節〉
まず気温や季節感覚の違いです。台湾は日本よりも赤道に近い位置にあり、亜熱帯気候の国であるため非常に暑いです。また、台湾は四季はあるものの日本より全体的に暖かく、体感では沖縄のような暑さに湿気を足したような感じです。下記にも述べているのですが、台湾は夏が比較的長く、高温多湿で雨も非常に多いためナイーブな気持ちになることもあり、私にとって生活に慣れるまでは気候が最も大きなカルチャーショックでした。
春(3月〜5月):
夏(6月〜9月):
秋(10月〜11月):
冬(12月〜2月):
〈トイレ・風呂事情〉
台湾ではトイレや風呂の仕組みが日本と全く異なります。まず、台湾に来て驚いたのがトイレに紙が流せないということです。空港や、ホテルなど比較的新しい建物のトイレでは流せる場合もあるものの、台湾のほとんどの地域のトイレでは紙が流せず、もし誤って流してしまえば、すぐ詰まってしまいます。またもちろんウォシュレットもありません。トイレや清潔度に関しては日本が間違いなく最高なので、あまり期待せずにおいて欲しいです。私も初めはかなり戸惑いましたが、今では慣れすぎてカルチャーショックを感じたことすら忘れてしまっていました。また、台湾は基本的にシャワー文化であるため、お風呂に入る機会は滅多にありません。私も台湾に半年以上いますが湯船に浸かったのは一回だけです。お風呂が非常に恋しいのも事実ですが、正直シャワーに慣れすぎてお風呂がどんなものだったか少し忘れつつあります。
〈台湾人の性格〉
トイレや気候に関しては私たちにとって身近過ぎる存在であるため、初めは絶対に戸惑うと思います。しかし、台湾では良いカルチャーショックもあります。それは現地の人たちの人柄です。台湾人の方たちはとても親切で優しい人ばかりです。台湾人は日本人と比べても明るくフレンドリーで日本人にはとりわけ優しいと私は思います。日本人だと言ったら日本語で挨拶してくれたり進んで話してくれる人も多く街のレストランではサービスしてくれる人もいました。このように台湾は親日国であると台湾に来る前から分かっていたものの、実際に行ってみると日本に対して良い印象を持っている台湾人が予想以上に多く、これは良い意味でのカルチャーショックでした。
ではまた、来月号で!再見👋