Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大葉大学
2023年12月号 国際学部 H.T

〈留学中の就職活動について〉

私は現在大学4回生なのですが、1年卒業を遅らせることにしたため就職活動はしていません。交換留学に申し込む以前は卒業を遅らせる気は全く無く、他の人と同じように普通に就職活動をしようと思っていました。ただ留学には行っておきたかったため、3回生の初めの頃に学部内で実施される短期留学プログラムを申し込んでいました。しかし、コロナウイルスの影響により予定していた留学が中止となってしまい、3回生からまた新たに留学するのは厳しいと考え一時期は留学を諦めていました。しかしやはり留学に行きたいという気持ちを諦めきれず、他の留学プランを探していたところ、授業費が免除される交換留学を見つけ申し込むことを決心しました。

ただ、大葉大学を含め行きたかった留学先の大学は、大体出国が1月から2月で帰国も1年後の1月から2月頃を予定していました。そのため、丸一年間海外にいる中で就職活動を行うことは困難であると考え、親と相談しながら卒業を1年遅らせることにしました。また私がなぜ半年ではなく1年延期を選んだのかというと、主な会社の就職時期が大体4月からとなっているからです。そのため、私は半年で卒業するのではなく半年間は休学することで学費を抑えつつ、この半年間で就職活動や留学、インターンシップなど自分がやりたいことを色々行ってみようと考えています。私は先ほども就職活動は行っていないと述べましたが、現在はTOEICやTOEFL、HSKなど語学試験を中心に勉強しています。また幸いにも私は留学を経て就職したい業種を定めることができ、現在は業界研究を中心に就職に何が求められているのか調べているところです。

 

台湾のクリスマスと正月

台湾は日本に比べてクリスマスと正月をあまり盛大に祝う文化がありません。クリスマスに関しては台湾の主要な宗教が仏教であることから、日本同様街中でイルミネーションやクリスマスツリーが見られたり、チキンやケーキを食べる習慣はあるものの、欧米諸国のように国をあげてクリスマスを祝う文化はありません。しかも台湾は中国同様、新年など重要な年中行事は旧暦に基づいていることから日本とは異なりクリスマスでも、学校では授業があり、クリスマス後の28日の仕事納めや三が日という習慣もありません。また台湾は日本と異なり気温が暖かいため、正直全く年末という気分を感じさせないまま年が明けてしまいそうです。クリスマスはちょうど親が台北に旅行に来たため、台北観光を通して台北のクリスマスを見ることができました。街はクリスマス仕様になっており、イルミネーションが至るところで見られましたが、その後の年末から正月にかけても飾りはそのまま使われるようで、日本のようにクリスマスが正月雰囲気に一気に変わるような印象はありませんでした。このように、年末にも関わらずほとんど年末気分を味わっていないところから、私はじわじわとカルチャーショックを感じている最中です。ただ、2月になると台湾も旧暦の正月である春節がやってきます。春節になると学校はもちろん職場も全て休みになることから、台湾人はやっと年末を味わえるのかもしれませんが、旧暦の文化が無い私にとっては恐らく違和感を感じてしまうと思います。しかし、私の留学期間もそろそろ終了が迫っており、2月の春節まではいられないのでマンスリーレポートで伝えられないのが残念です。しかし最後の最後まで全力で台湾の様子をお伝えしていくつもりなので、今後ともよろしくお願いします!!

台北のデパート内で見られたクリスマスツリーと九份老街

 

ではまた来月号で!再見!