Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大葉大学
2023年2月号 国際学部 H.T

キャンパス画像

〈オリエンテーションについて〉

台湾の大学は日本とは異なり基本的に9月から新学期が始まります。そのため、私のように2月に大葉大学にやってくる学生は少ないことから、大規模なオリエンテーションは行われませんでした。しかし、私が所属する英語学部の学生の方たちが履修登録を手伝ってくれたり、キャンパス内の施設を紹介してくれるなど凄く親切に教えてもらいました。

また、大葉大学には日本から留学している正規留学生の方が数名在籍しており、留学生のサポートを行っている方もいます。私が空港に着いた際もサポーターの方が迎えに来てくださり、SIMカードの購入方法や、キャンパス内外の案内、大葉大学では必要不可欠なバスの乗り方などを教えてもらいました。私は英語枠での留学だったため、中国語はほとんど分かりません。また龍谷大学から大葉大学に留学する学生は、私が初めてだったので非常に不安でした。そのため、大学のことを良く知っている日本人の方に出会えて凄く安心しました。

〈中国語について〉

現在私は、中国語の挨拶や動詞など初歩の単語が少し理解できるくらいで、会話になると何もわかりません。また、正規留学生の方に伺ったのですが、大葉大学は他の台湾の大学と比べても、日本人学生や日本語を理解できる人が比較的少ないそうです。しかも、今のところ英語学科の人以外英語があまり通じていないことから、正直英語を話せる人も少ないように思えます。

そのため、中国語が分からない私にとっては、かなり厳しい環境だといえます。しかし私は幸いにも、同じ時期に大葉大学にやってきたマレーシア人の留学生が英語と中国語を両方話せることから、現在は彼にバスや食堂、先生や大学職員との会話など、〈正規留学生の方がいない〉、〈英語が通じない〉といった場面で通訳してもらい何とかやってます。

大葉大学では中国語の存在が非常に大きいです。そのため、中国語を習得したい方にはもってこいの場所だと私は思います。ですが、最低限中国語を理解できるようになっておくと便利かもしれません。