Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2013年3月号 国際文化学部 K.T

・環境について

【学校】

学校の中には寮や教室のほかに食堂・総合棟(スーパー、文房具屋、雑貨屋、パン屋、美容院、薬局、などが入っている建物)・体育館・運動場・テニスコート等があります。大連市内まではバスで一時間と遠いですが、さきほどの総合棟に行けばある程度のものは手に入れることができるのでさほど不便さは感じません。またタクシーで数十分のところには旅順市内もあるので、生活に必要なものは大体学校の周辺で揃えることができます。

【周辺】

学校のすぐ前に海鮮街という商店街があります。一見何もないように見えますが、少し奥まで行くとレストランやおしゃれなカフェ、カラオケや雑貨屋、スーパーや果物屋などがたくさん並んでいます。そこから数十分ほど歩くと海もあります。景色も水もとてもきれいで、夏には泳ぐこともできるようです。

【人】

私の主観的な印象ですが、大連は基本的に親切な人が多いように感じます。特に学校の中は、事務の職員方や担任の先生、食堂のおばちゃんやおじさん、生徒さんたちもとてもいい人たちばかりです。日本の感覚のままでいると少し不愛想に感じることもあるかもしれませんが、気にせず明るく接していいと思います。 ただやはり日本人は甘く見られている部分もあるので、危機管理をしっかりすることと、自分の疑問や要求などは曖昧にせずハッキリと言葉にして伝えることは、常に心がけておくべきだと感じました。

 

・寮について

想像していたよりずっと綺麗でした。6人部屋で、寝室が3つ、トイレ・シャワールーム・ベランダが2つずつ、キッチン・リビング・ダイニングがそれぞれ1つずつです。寝室には2人分のベッド・クローゼット・机、リビングにはテーブル・ソファー・テレビ、ダイニングにはテーブル・椅子があります。写真はリビングと洗面所(奥にトイレ、そのさらに奥にシャワールーム)です。 不便な点はお湯の量が限られているところです。ですのでもしお風呂時にお湯が出なくなった場合は、冷たい水で洗ったり、次の日の朝に入ったりする必要があります。また洗濯機がないので、ほかの寮で共同で使用されているものを使わなければなりません。また、一定の以上の電気を使用すると超過分の電気代を払わなければならないようです。それから前回のレポートで述べたネット環境についての問題も今改善策を思案している最中です。 しかしそれ以外にこれといった不便を感じたことはありません。リビングやダイニングでルームメイトたちと一緒にパーティをしたりご飯を食べたりできるところ、教室が近いところ、大連市内程ではありませんが大抵のものは近くでそろえられるところなどを考慮すると、比較的快適で充実した生活を送ることができるのではないかと思います。