・余暇の過ごし方
中国に来て半年がたちもうそろそろ夏休みも終わりに近づいている中、今月は私の夏休みについて紹介したいと思います。先月のレポートでもこのテーマについて少し触れましたが、もう一度まとめて話したいと思います。大連外国語大学の夏休みは大体2カ月ほどあります。その間ほとんどの人が大連外国語大学を離れているように感じます。やはり大学内にある食堂や総合等などが閉まるため生活が不便になったり、大学が郊外にあるので暇という理由から、自分で市内にある他の大学の短期留学制度に申し込んで参加する人や、旅行に行く人、帰国する人など様々な人がいます。
私は中国人の友達が実家に帰省するというのでその子の家にしばらくホームステイをさせていただきながら、旅行をするという夏休みを過ごしました。私が行かせていただいたのは福建省という地域で、中国では南部に位置する地域です。夏は35度~40度前後と真夏の暑さでした。家はすごくきれいでお父さん、お母さんもすごく優しく接してくれました。しかしやはり言語の壁をすごく感じました。お父さんもお母さんも南部出身の方で2人とも方言を話されるので、最初は全く聞き取ることが出来ませんでした。なのでお父さんやお母さんとどのようにコミュニケーションをとったらいいのか分からず、最初は寂しさや不安などでとてもつらかったです。しかしジェスチャーや友達の力を借りながら少しずつですが、コミュニケーションをとり、みんなでお出かけに行ったり、買い物に行ったりと楽しいホームステイ生活を送ることが出来ました。
・余暇の過ごし方2
私のこの留学での目的は言語の向上と中国を旅行して自分の目で中国を見て回ることだったので、この長期休みはできるだけ旅行に行きたいと思っていました。この夏休みでは私は、香港、澳門、深圳、北京の4か所に行ってきました。ほんとはもっと多くの場所を訪れたかったのですが、時間とお金の問題で行くことはできませんでした。香港や澳門は中国の1部というより独立しているという感じが強かったです。町並みは外国風でとてもにぎわっており、人もやはり外国人観光客が多く、外国人移住者も多いようで、頻繁に英語が話されていました。旅行をする中で私はいろいろなことに気づかされました。どんなに準備万端で旅行に行ったと思っていても実際に行くといろいろな問題が発生します。この旅行でもいくつかのトラブルに遭遇し、大変な思いやつらい思いをしました。しかしその反面、今ではとてもいい人生経験だったと思うし、いい思い出にもなっています。この夏休みを通して、中国語の向上、中国を自分の目で見て回る、そのほかにも失敗を恐れるだけでなく、失敗やトラブルを通して成長することの大切さや、楽しさなどを学ぶことが出来ました。この気持ちを忘れず、これからの生活にも生かしていきたいなと思っています。そしてこの夏休みでお世話になった人、出会ったたくさんの人に感謝しながら、残りの留学生生活を前期よりも良いものにしていきたいと思います。
《香港》
太平山 黄大仙
《マカオ》
ベネチア 大三巴牌坊
《北京》
天安門 万里の長城