Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2015年3月号 政策学部 N.N

「オリエンテーションについて」

大連について最初に行ったことは、入寮手続きです。大連外国語大学の入寮日は3月2日と3月3日で、私は2日の夕方に来ました。日本では、寮は1人部屋か2人部屋だと聞きましたが、6人部屋もありました。留学生寮の事務員は日本語を話せません。私が、「ルームメイトは日本人がいい」と言うと、5階の6人部屋になりました。6人部屋は、2人部屋3つがリビングでつながっているような感じです。お風呂とトイレは2つずつあります。ルームメイトは日本人1人と韓国人2人とベトナム人1人で、時間が合う日はみんなで一緒にご飯を食べたりテレビを見たり掃除をしたりして、楽しく過ごしています。

次の日の3月3日に、入学手続きを行いました。必要な書類とそのコピーは用意していきましたが、証明写真のサイズが小さいと言われ、撮り直しになりました。入学手続きでは日本語学科の学生が手伝ってくれるので、とても助かりました。

3月4日にはクラス分けテストがあります。筆記と口頭試問があり、このテストで自分のクラスの目安を知ることができます。6日にクラス発表があり、私は初級Aクラスでした。しかし実際、みんな9日から11日までの間に色々なレベルのクラスの授業を受けてみてから自分が入るクラスを決定します。クラスは入門、初級ABC、中級ABCD、高級ABまでの10段階に分かれていて、私は最終的に中級Cクラスに入りました。

13日に入学式があり、16日から選択授業の申し込みが始まり、17日には日本でした血液検査が不十分だったため健康診断に行きました。

大連に来てすぐの数日間でとてもお金を使いました。入寮手続きに600元、入学手続きに932元、その他もろもろ身の回りを整えるのに次々と出費がありましたが、日本から2400元持ってきていたので急な出費にも対応できました。

 

「体調について」

大連に来てから1か月が経ちましたが、この間に何回か病院に行くことがありました。

1度目は、大連で暮らし始めて2週間ほどたった頃のことです。朝おきてからずっと首に強い痛みを感じ、授業が終わり次第すぐに病院に行ってみてもらいました。医師の診断では、首の筋を違えたということでした。枕を使わないようにし、熱めのシャワーでよく温めるようにと言われ、痛み止めと首を固定するカバーをもらいました。疲労がたまっていたことと、寮の枕が自分に合わなかったことが原因のようです。

2度目は、先週のことです。果物を買って食べた日の次の日から唇の周辺がぶつぶつと腫れ上がり、痒みを伴った痛みが続いたので病院に行きました。口唇炎と接触性皮膚炎でした。原因はやはり果物でした。春先はイチゴがおいしい季節で、どこに行ってもたくさんのイチゴを見かけますが、最近はイチゴも接触性皮膚炎の原因になるそうです。私はイチゴとマンゴーを食べて、そうなりました。医師からは、果物は食べても大丈夫だが小さく切って唇に当たらないように食べるよう言われ、アレルギーを抑える薬と唇の腫れを治す軟膏をもらいました。

私が行った病院は2回とも、大連大学付属中山病院という、もともと旧満州鉄道会社の病院だったところです。敷地も建物も大きく、とてもきれいなところでした。医師は全員、医療先進国で研修をした経験があるそうで、皮膚科の先生は少し日本語が喋れる方でした。

留学中は日本にいるときにはならなかったような、思わぬ怪我や病気になりやすいと聞きます。病院も信頼できるところな上、海外保険に入っているので費用もかかることなく安心ですが、来月は病院に行かずにすむといいなと思います。今は問題なく元気に過ごしています。