Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2016年9月 経済学部 S.K

余暇の過ごし方

大連外国語大学の夏休みは約二か月間あり、国に帰る人や中国に残る人など過ごし方は様々です。九月号では私個人の夏の過ごし方を紹介したいと思います。

私は夏休みの間日本に帰らず、前半2週間は中国一人旅をして、後半一か月は大学の夏期補講に参加していました。

まず、旅行についてですが、大連から丹東へ行き、何日か過ごしたのちハルビンへ行きました。現地では様々な体験をしましたが、特に印象的なのが丹東では船に乗って北朝鮮を見に行き、ハルビンでは多くの戦争跡地を見に行ったことです。それだけではなく現地の方と北朝鮮について、丹東では当時の戦争や今の日中関係について話し合ったことで、中国の視点からの考えを知ることができ自分の財産になりました。

旅行から帰ってきてからの一か月は夏期補講に参加しながら大連で過ごして、新学期をむかえました。

個人的な意見ですが、夏の間日本に帰るのはすごくもったいないことだと思います。こちらの大学の本科生として来ているならまだしも、私たちにはたった一年しかありません(正確には十ヵ月)。もちろん夏休みをどう過ごそうと個人の自由ですが、日本に帰って遊んでいるのであれば、自由に使える夏休みの期間を利用して、中国で様々な体験をすることをするのがいいのではないかと思います。

 

クラスの選び方

新学期が始まって、しなければいけないことの一つにクラス選択があります。新入生であれば、まずクラス分けテストを受けて、各クラスに振り分けられます。しかし、実際のところは各自好きなクラスを選択することが出来ます。ですので今月号ではクラス選びの際のポイントを紹介したいと思います。

なんといっても一番大事なのはクラスのレベルです。中国に来たばかりのころは正直授業の内容をすべて聞き取るのは正直難しいと思いますが、そこでへこたれずなるべく上のクラスを選択することが大切だと思います。またその他にも、先生やクラスメート、時間割など様々なポイントがあります。先生によっては教科書一辺倒の先生や、毎回実用的な知識を教えてくれる先生など様々です。クラスメートも重要で、いくら授業のレベルが合っていても、そのクラスに日本人がたくさんいるのであれば、あまりお勧めできません。また、時間割も各クラスによってバラバラなのでクラスを選ぶ際の参考にして下さい。