Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2016年11月号 国際文化学部 Y.T

授業紹介

私は今、中級Bのクラスで授業を受けています。授業は精读、阅读、听力、口语の4教科です。では、それぞれの授業を紹介しています。

精读 精読の授業は一番多く週に4回あります。教科書に沿って、単語、本文の説明を先生がしていき、1課が終わるごとに復習問題を解いていきます。

阅读 閲読の授業は週に2回あります。先生が問題ごとに5分~10分解く時間をくれます。まず、自分で文を読み問題を解いてから、全員で答え合わせをします。

听力 リスニングの授業は週に2回あります。今回のリスニングの先生は少し違った教え方で授業を行っています。教科書は一切使わず、先生が考えた物語を聞いて、その後その物語に関した問題を出され順番に答えていきます。10分~15分の物語を2つ聞くこともあれば、15分~25分の比較的長い分を聞くこともあります。1回目は中国人が話すぐらいの速さで話してくれ、2回目は外国人が聞き取りやすい速度で話してくれます。また、2回目はわからなかった単語または聞き取れなかった単語があったときは手を挙げて聞くというのが授業のルールです。CDの声ではなく、先生が話してくれるので、本場の中国語により近いというところも良い点だと思っています。

口语 スピーキングの授業は週に2回あります。教科書に沿って単語の練習、本文の練習をします。スピーキングの授業ということもあり、先生はよく私たちに話す機会を与えてくれます。そして間違った発音などがあれば細かく教えてくれます。また、グループワークもよくあり、同じ国の人ばかりが集まらないようにグループ分けをしてくれるので、他の国のクラスメートと話す良い機会でもあります。

 

大連の冬

大連の秋は本当に短く、来たかと思えばすぐに終わってしまいます。そしてすぐ、冬になります。秋はとても過ごしやすく、日本の暖かさと変わりはありません。しかし、一週間ほどで終わってしまうのが本当に残念です。すぐに冬が到来し、一気に寒くなります。11月の時点で雪が降り、気温も氷点下になるほどです。その上、風がある日は寒さが増すので、防寒具が必須です。大連では暖房ではなく暖气という部屋に通っている管にお湯を通すものが使われているのですが、意外にも部屋全体がとても暖かくなるので、びっくりしています。日本は四季がはっきりしていて、全て3か月ほどありますが、大連の春と秋は短いです。それは今回の留学で体験することが出来ました。1年留学はその国、地域の季節も体験することが出来るので、その点もまた面白いと思います。冬は日本に居る時よりも更に寒いので、日本のほうが過ごしやすいと思いますが、逆に大連の夏は最高でも30度になる程度だったのでとても過ごしやすかったのを覚えています。その地域の季節を楽しむことも一つの魅力だと思います。