Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2016年5月号 経済学部 S.K

授業紹介

留学生は、それぞれレベル別に分けられたクラスで授業を受けます。各クラスおよそ20人前後で構成されています。

授業自体は1コマ90分で、1日に必修授業が2コマ多くても3コマです。なので選択科目を履修しなければ、午後の時間のほとんどが自由な時間になります。私は現在初級Aクラスに属しており、必修授業は週に11コマ(基礎6 スピーキング2 リスニング2 基礎練習1)あります。各クラスごとに授業の内容や進め方は様々ですが、ここでは私の属しているクラスを例に、それぞれの授業の紹介をしたいと思います。

・基礎(週6コマ

1週間の中で一番多いのが基礎です。日本のリーディングと文法を混ぜたような授業です。授業は教科書に準じて行われます。

まず最初にその課の単語の説明があり、その後教科書の本文を読んでいきます。本文を読みながら文法の解説なども行われます。また本文自体が現代の中国に関わる内容(例えば人口問題など)なので授業中に時間をとっての学生同士の討論など良く行います。国によって意見が様々だったりするので楽しいです。

・スピーキング(週2コマ)

この授業では主に日常会話で使う表現など習います。授業は教科書に準じて行われます。

教科書の単語の説明、本文の説明が行われた後、ペアで本文を読みあったり、会話をしたりします。

・リスニング(週2コマ

日本のリスニングの授業とほとんど同じです。授業は教科書に準じて行われます。

・基礎練習(週1コマ

金曜日にこの授業があり、1週間の復習の時間で、主に基礎の授業について行います。

1週間で習った単語の小テストや、単語当てゲーム、本文の内容に関する映像を見たりします

中国での買い物

中国では外国人がよく行く観光地やデパート、商店街などで買い物をする場合、商品に値段表記がされていないことがよくあります。基本的に売り手は、本来ならあり得ないような値段で売ってくるので値切る必要があります。もしかしたら最初は躊躇するかもしれませんが、躊躇していたらかなりの金額をぼったくられてしまいます。値切った結果最初の価格の5割、調子が良ければ7割引きくらいの値段で買えることもあります。実際私もスニーカーなど550元が200元で買えました。値切る際のポイントは相手の言い値に惑わされずに思い切ってこちらの希望価格を言うこと。また希望が通らなければ一度帰るふりをするのも有効だったりします。なんだかんだ最近では値切ることが買い物をする際の楽しみだったりするので、みなさんも中国に来た際には挑戦してみてください。