Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2017年10月号 経済学部 Y.O

《カルチャーショックについて》

中国に住んでいると日々がカルチャーショックの連続です。しかし、それが留学の醍醐味でありますし、自分の考え方が変わる良い機会であるので、カルチャーショックは面白いです。私が感じたカルチャーショックについていくつか紹介したいと思います。

中国では食事やお茶をする際、割り勘という制度はありません。基本的に1人が支払います。学生の間はお金がないということもあり、割り勘をすることもあると思いますが、中国では割り勘はしない文化です。また、日本人ですと、もし相手がすべて支払おうとしていれば、申し訳ないと感じたり、自分も財布を出して支払おうとゆう行為をするかもしれませんが、中国でそのような行為をした場合、相手は自分がお金を持っていないと思っているんだと感じ、逆に相手の心を傷つけてしまう場合もありますので、もし相手が支払ってくれた場合、お礼を言って次一緒に食事する際は自分が支払うようにするのが一番良いと思います。

韓国のカップル間では食事する時は男性が支払い、お茶する時は女性が支払うそうです。

次に、映画館で映画を鑑賞する時ですが、中国では大声を出して笑ったり泣いたりします。日本ではそのような行為はマナーがないように思われるかもしれませんが、中国では自由です。以前友人と映画を見た時、その映画はエンターテイメントの映画で、鑑賞しているお客さんが声をそろえて大声で笑っていて、中国の映画館は面白いなあと感じました。

《国慶節について》

大連外国語大学では国慶節の間、学校は休みとなります。今年は930日から10月8日までの9日間が休校となりました。930日は運動会が開催され、朝から夜まで学校が賑わっていました。休みの期間私は、上海から中国人の友人が遊びに来ていたので、3日間一緒に大連で遊んだり、中国人とロシア人の友達でハルビン旅行へ行きました。ハルビンはとても寒かったですが、食べ物がおいしかったり、景色がきれいな場所が沢山あったりと、良い思い出となりました。また、旅行を計画する際には、中国人の友達が予約をしてくれたり、おすすめの場所を探してくれたりと、いろんな点で助けてもらい本当に助かりました。中国国内の旅行に行く際は、外国人だけだと危険な面があると思うので、中国人の友達と一緒に行ってもらうのが一番良いと思います。また、国慶節はたくさんの中国人が旅行に行ったり、実家へ帰ったりするので飛行機のチケットがかなり高くなります。もし、この期間に旅行に行くことを考える場合は早めにどこに行くか計画し、予約しておくことをお勧めします。ちなみに、私の韓国人の友達は北京旅行へ行ったのですが、万里の長城へ行ったときに人が多すぎて、万里の長城が見えなかったと話していました。