Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2017年3月号 国際学部 O.S

・オリエンテーションについて

まず初日に、大連外国語大学に着いたときに入寮の手続きをしないといけません。私は、来る前日本語ができる寮のスタッフがいると、大連外国語大学のホームページで読んでいたのですが、着いてみたらそのような人がおらず、全て中国語でやり取りをしないといけませんでした。何を言っているかわからず、大変困りました。龍谷から一緒に派遣されている友達がやり取りをしてくれたので良かったのですが、もしその子がいなければ、どうなっていたのかと不安がこみ上げてきます。大連外国語大学では、日本語や英語ができるスタッフが少ないので全部中国語で手続きを行わなくてはいけません。私は、ほぼ本を見て読むことしか勉強してこなかったで、聞く力と話す力が劣っていて困りました。なので、大連外国語大学に留学で行こうと考えているのであれば、ある程度話対話の練習を日本にいるうちにしておくことをお勧めします。着いた時間帯が遅かったため入学の手続きを2日目に行くことにしました。留学生が専用で授業を受ける漢学院というところがあり、そちらで手続きを行いました。そこでは、日本語を話せる学院生がおり、その方に対応してもらえたので、スムーズに手続きを行うことができました。

・大連外国語大学に来てみて感じたこと

1日目、大連外国語大学に着いたとき、何もわからない土地に投げ出され、どのように生活をすればいいんだと感じました。インターネットの繋ぎ方、洗濯の仕方など何一つ教えてもらえないのです。なので、着いてすぐに日本に帰りたいと思いました。異国の地で言葉も分からない、話せない、こんな環境でやっていけないだろうと思いました。でも、それは自分の甘えだと気づきました。やり方を教えてもらえないから出来ないではなく、やり方が分からないので、それを訊きにいかなければならないのだと思いました。つたない中国語でも気持ちを伝えたいと思えば、なんとかなるものです。回りが何とかしてくれるのではなくて、自分から行動するという気持ちが大事だと思いました。ルームメイトや寮のスタッフの方、みなとても優しいです。洗濯の仕方が分からないとルームメイトに訊いたら、教えてあげるからと洗濯の仕方を事細かに教えてくれました。学校のwi-fiに必要なアカウントとパスワードが書かれている紙を無くしたときは、寮のスタッフさんがいろんなとこに電話し、パスワードを調べてもらいました。ジムに行きたいが、どこにあるか分からないと言えば、一緒にジムを探してくれました。皆さんとても優しいので、分からないことがあれば積極的に頼ってみるのもいいと思います。来て一週間ほど経ちましたが、今では、毎日がとても楽しいです。