授業紹介
私が属している中級B1クラスでは、精读・听力・口语・阅读の計4科目あります。
・精读
この科目は主に、教科書の本文に沿って単語や文法を学びます。授業の進め方としては、まず本文に出てくる単語や文法の説明をひと通り聞いてから、本文を学びます。定期的に本文を暗記させられ、1人ずつ皆んなの前で言わされる時もあります。本文の内容自体はそこまで難しくはないですか、精读は他の科目に比べて、週に5回と1番授業回数が多いので、進むペースも早いです。そのため日頃からの予習復習が重要な科目です。
・听力
この科目はリスニングの授業です。毎回ある一つのテーマごとに、それに関係する単語や文法の説明を受けてから、音声を聞きます。音声を1.2回聞いた後に問題を解きます。リスニングテーマは日頃の生活に関するものが多く、留学中にとても役立ちます。
・口语
この科目は口語、つまり中国人が普段の生活でよく使う話し言葉を重点的に学びます。最初に教科書の本文に沿って、本文に出てくる単語や文法をわかりやすく説明してくれます。その後は教科書の問題を解いたり、その単語を使って自分で文を作ったりします。授業の後半にはグループワークの時間が設けられることもあります。先生から与えられたテーマについて、3.4人のグループで意見交換を行います。このグループワークによってクラスメイトとの関係を深めることができるので私はこの授業が大好きです。
・阅读
この科目は読解力を高める授業です。1回の授業ごとに3〜4の文章を読みます。まず始めに文章に関する話があり、ある程度内容を頭に入れてから決められた時間内に文章を読み、設問に答えていきます。その後に本文に出てきた熟語や単語の詳しい説明と解説をしてくれます。
選択授業 HSK6級について
前回に引き続いて、今回は選択科目の1つであるHSK6級対策について説明します。HSK対策の授業は5級と6級の2つあります。どちらの授業もとても人気で希望する生徒が多いため、申し込み期間中はなるべく早めに申し込みした方がいいかと思います。
6級の授業では、HSK6級対策の教材を上・下の2冊購入する必要がありました。必修科目と違って選択科目は交換留学生であっても、教材や必要な道具はすべて自費で揃えなければなりません。
授業内容としては、まず1回目の授業で今後の授業の流れや、HSKのテスト内容についての説明がありました。2回目の授業からは、教材のあらかじめ指定された箇所を自分で解いて答え合わせをしておきます。そして、その範囲を次の授業中に先生が詳しく解説してくれます。問題解説だけではなく、合格するための攻略法や注意点なども細かく教えてくれます。筆記問題だけではなく、リスニング問題やHSK6級特有である作文問題の対策もしてくれます。あらかじめ自分で書いておいて授業の時に提出すれば、次の授業までに先生が添削して返してくれ、改善点を教えてくれます。自分1人で勉強しているだけでは得られない知識をこの授業でたくさん学ぶことができるので、とてもためになる授業です。先生もおもしろくて優しい人なので、毎回楽しみながら授業を受けています。HSKの受検を考えている人はぜひ受けてほしいです。
(HSK6級で使っている教材)