Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2019年6月号 経営学部 S.T

治安、危険を感じた事、トラブルについて

大連は都市部から離れたところにあるので、治安に関しては安心出来る地域だと思います。中国人も優しく、外国人に対しても隔てなく接してくれる印象です。治安は良いですが、やはり夜に一人で出歩くなどは避けなければいけません。基本的には大学内で生活するので、安全ですが、やはり海外にいるので自分の身は自分で守るという意識は常に持っていなけれはいけないなと感じます。

トラブルに関しては幸いまだ一度もありません。なので、中国に来て危険を感じた事について紹介していこうと思います。

中国で最も危険だと感じる点は、車です。道路を横断する時、日本では歩行者優先ですが、中国では、車優先のように感じます。人が近くに歩いていてもスピードを落とす事無く進んでくるので、注意が必要です。信号機は設置されていますが、かなりスピードを出して走っている車も見かけるので、日本にいるような感覚で道路を歩いていると事故にあってしまう確率が高いと思います。日本のようにガードレールもないので、歩道を歩いていても気をつけなければいけない場合もあります。留学生活も半年が過ぎようとしていますが、横断歩道を渡るのにはまだ慣れていないと感じます。

 

大連外国語大学での半年

上学期が過ぎて、中国での生活にも無事慣れて来た今、留学生活を振り返ってみたいと思います。私が初めて大連に来た頃、中国語は全く聞き取れず、話せませんでした。初めての中国で、中国人が話している中国語のスピードと勢いに圧倒されてばかりいました。学校でも留学生同士、中国語以外の言語でコミュニケーションを取ったりしていました。始めの授業でも内容も掴めぬまま、気がつけば授業が終わっているような状況の繰り返しでした。しかし、一ヶ月が過ぎ、中国での生活に慣れ始めた頃から、自分の中で余裕ができ、中国語を聞き取る力がついてきたなと感じることが出来ました。授業でも、先生が言っている事を理解できるようになり始め、やっと授業についていけるようになりました。二ヶ月を過ぎると、授業でもしっかり発言でき、自分の意見を中国語で表現することがだんだんと出来るようになりました。話す事が少し出来るようになってからは、自分の中国語が通じる事にやりがいを感じ、楽しみながら語学を学べるようになりました。

三ヶ月目には、授業内容も100パーセント聞き取る事が出来るようになり、留学生の友人とも中国語で会話するようになり、中国人の友達とも楽しくコミュニケーションが取れるようになりました。

まだまだ学びたいという意欲が高まった上学期であったと思います。