Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2019年9月号 経営学部 S.T

余暇の過ごし方

中国には長期の祝日がたくさんあります。6月上旬に端午節があり、1週間ほど授業がお休みになるので、みな中国内の旅行に出かけたり、自分の国に一時帰国したり、学校に残って大連内で余暇を楽しむ人、それぞれです。私は、大連内に残って居る友達と大連内で遊びに出かけたり、学校内で勉強したりして過ごしていました。授業がないので、授業の予習復習を自分でしっかり行うことをお薦めします。1週間ほど休みはありますが、ダラダラ過ごしてしまうと時間はあっと言う間に過ぎて行ってしまいますので、なるべくどこかに出かけたり、勉強したりと何もしない日を作らないようにしていました。

 また、休みの間に各授業で宿題が出されます。課題は授業によって違いますが、私のクラスでは、教科書、作文、スピーチの原稿などが宿題に出されました。休み明けの授業で発表や提出があるので頑張りたいと思います。

 中国内の旅行に行っている人のほとんどは、上海、北京、西安、内蒙国などに行っていました。

 また、長期の休暇に旅行をしたい場合は、早めにチケットや宿泊場所の手配を済ませておいた方が良いと思います。祝日はどの場所も観光客でいっぱいになるので、チケットなどを取れなくて困っている学生を見たことが何度かありました。

 

中国人との交流

大連外国語大学での留学生の授業は全て中国人の先生が、留学生に中国語を教える形式で行われています。なので、クラスメートは全て中国以外の国籍の留学生同士になります。なので、中国語を母語とする人は先生のみになります。授業以外での中国人との交流の機会は自ら作ることになります。しかし、学校に頼めば、中国人のスピーキングパートナーをつけてもらうこともできます。スピーキングパートナーとお互いに語学の勉強をしたり、ご飯を食べたり、余暇を一緒に過ごしたりと、交流の仕方は自由です。

 学校が中国人との交流の機会を与えてくれます。また、大連外国語大学には日本語学部の学生が沢山います。その日本語学部の学生達が主催して、毎週水曜日に日本人留学生と日本語学部の中国人学生の交流の場、日本語コーナーというものが開催されています。そこに参加して、交流の機会を増やす方法もあります。

 また、授業とは別に、中国人の先生が中国語を教えてくれる時間もあるので、事前に申し込みは必要ですが、先生が授業外でも教えてくれる機会もあります。

 クラスは全員留学生ですが、そのほかにも中国人との交流の場はたくさんありますし、学校も機会を沢山与えてくれます。外国語大学の学生でもあるため、中国人学生たちも留学生と関わりたい人が多いので、中国人の友達を作るのには苦労はないと思います。