Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2024年8月号 政策学部 K.T

①試験について

私は現在、中国の大連で交換留学をしています。今回は、私の通う大学での試験について説明したいと思います。試験は主に中間試験と期末試験の二つに分かれています。中間試験は日本で言うゴールデンウィークが終わったすぐ後、つまり大体5月の第2週目から始まります。その後、期末試験は7月の初めに行われ、試験が終わった人から順次夏休みに入るという流れです。

私は現在、初級Aレベルのクラスに在籍しています。中間試験では、基礎とスピーキングのテストがありました。基礎の試験は一般的なペーパーテストで、授業をしっかりと受けていれば、それほど難しいものではないと感じました。クラスでの授業内容がそのまま出題されるので、普段からの復習が重要です。

一方で、口語試験はクラスのみんなの前でスピーチをするというもので、苦手な人にとっては非常に苦痛な試験です。私も初めは緊張しましたが、しっかり練習する必要がありました。そこで、中国人の友人に原稿を添削してもらい、なんとか完成することができました。彼のアドバイスは非常に役立ち、少し自信を持ってスピーチをすることができました。

期末試験では、基礎、スピーキング、リスニングの全てが行われました。基礎は中間試験と似た形式で出題されましたが、スピーキングには筆記試験もあり、少し難易度が上がったと感じました。リスニングに関しては、教科書の内容がそのまま出題されるため、しっかりと授業を受けていれば、比較的楽に解けると思います。私自身、この中ではリスニングテストが一番簡単だったと感じました。

また、私が取っていない選択科目のテストも期末試験と同じ時期に行われます。試験全般について言えることは、真面目に授業を受けていれば、必ずその結果が現れるということです。しっかりと授業に取り組むことを心がけて、充実した留学生活を送っていきたいと思います。

 

②大学の外で住むことについて

今学期から、知人と一緒に大学の外に住むことになりました。そこで、大学の外での住まいを借りる方法や、実際に住んでみての感想を共有したいと思います。

まず、家を借りる際には、知人を通じて大家さんと連絡を取ることが重要です。その方とコンタクトを取り、一度部屋を見に行くことをお勧めします。私の場合、前学期に部屋を見に行って決めました。実際に今住んでいる部屋は3LDKで、二人で住むには十分すぎる広さです。家賃は月に2100元、日本円で約4万円強となります。これを二人で割ると、月2万円程度になりますので、経済的にも助かっています。

外に住むことに決めた理由は、二人部屋では自分個人の部屋がなく、生活リズムが異なると少し不便に感じるからです。また、大学内にも一人部屋はありますが、家賃が日本円で約6万円とかなり高額なので、外で契約することにしました。大学外での生活は、独立した生活を体験する良い機会でもあり、貴重な経験になると思います。もし興味があれば、ぜひ挑戦してみてください。

ちなみに、私が引っ越してきた時、前に住んでいた人が全く掃除をせずに出て行ったため、初めは部屋がとても汚れていました。そのため、引っ越し後はしっかりと掃除をしなければなりませんでしたが、少し手間がかかったものの、きれいにすることで自分の居住空間が快適になりました。

大学の外での生活は、友達との時間を大切にしながら、自由度も高く、さまざまな面で成長できる素晴らしい体験です。これからもこの環境を楽しみつつ、学業にもしっかり取り組んでいきたいと思います。