Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2011年10月号 国際文化学部 L.Y

*この1年を振り返って

3月から釜山に来て、早いものでもう8カ月が経ちました。私にとって釜山に訪れるのは2回目だったのですが、長期滞在は初めてのことだったので見るもの全てが真新しく、駅の場所やスーパーの場所など、3月は地図を把握することで手いっぱいでした。東亞大学のバディの方々が手続きなどをいろいろ手伝ってくれて毎日の生活に少しずつ慣れていきました^^ 4月には友人たちと桜が有名な慶州へお花見をしに行きました。5月には初めて学部のテストを受けたり、友人が釜山に遊びに来たりと忙しく過ごしました。6月は韓国にいる親戚と初めて出会い、甥と姪が一気に増えました^^ 7月はMTや演劇大会など、語学堂のイベントが盛り沢山で留学生の友人たちとより一層仲良くなれた月でした。8月からは夏休みに入り、釜山ならではの海のお祭りやコンサートなどをいっぱい見ることが出来て本当に楽しかったです。9月は新学期が始まり、誕生日会をしてもらったり龍大の留学説明会にお手伝いをしに行ったりしました^^ 10月は学祭で日本食の屋台をだしたり、花火大会に行ったり・・・あっとゆう間にもう11月に入ろうとしています。

こうやって振り返ってみると本当に沢山の思い出が出来、充実した留学生活を送れているなと思います。心配していたホームシックに一度もかかることなく、もはや留学をしている感覚もないぐらいに韓国に馴染んでしまっている自分にびっくりしています^^; 韓国にいることがあたりまえの生活もあと少しかと思うととても悲しいですが、残りの留学生活も悔いのないように過ごしていきたいです。

*帰国後の予定

帰国後は韓国語の能力が落ちないように継続して韓国語の勉強を続けていきたいと思っています。そして、ゼミで韓国についての研究をし、卒論の方向性を固めていきたいです。また、留学で培った韓国語能力を生かして龍大に来ている韓国人留学生のお手伝いが出来たらいいなと考えています。

就職活動にも語学力を生かすことが出来るようにより多くの検定試験を受け、語学力をカタチに出来るようにしたいです。

*釜山の思い出

韓国に留学しようと決めてから、ずっと私の頭の中は首都であるソウルでいっぱいでした。夏休みにソウルの大学に短期留学したこともあったので、どうしてもソウルの大学へ交換留学がしたいと思っていました。しかし、結局私が行けることになったのは第二希望であった釜山の大学・・・・。交換留学が決まったのは嬉しい半面、希望していたソウルではなく釜山ということにショックを隠しきれませんでした。正直、釜山は田舎というイメージと、訛りがキツいということを聞いていたので不安でした。そんなこんなで釜山に来たわけですが、8ヵ月経った今、確実に言えることは・・・・釜山に来て良かったー!ってことです^^笑 釜山はソウルより落ち着いた感じで、京都と雰囲気が似ていて、気候も過ごしやすくて最高です。ご飯も美味しくて安いし♪ 気になっていた訛りも、語学堂では標準語で教えてもらえるので心配ありません・・・が、釜山の方言が好きになってしまい、自分から覚えたりもしています(笑) たくさんの良い出会いにも恵まれ、楽しく落ち着いた毎日を送れているのはきっと釜山に来れたからだと思っています。

これから韓国に留学を考えている人たちにも、ソウルじゃなくて釜山という選択肢も是非一度考えてみてほしいです。都会すぎず、田舎すぎず、留学するには最適な場所だと思います。そして何より、釜山の人々は温かいです^^ 言葉はやや乱暴に聞こえますが、人情味のある優しい人が多いです。皆、留学生だと知るととても親切にしてくれます♪ 釜山に来て、この国の人たちは人と人の距離が近いことや情が厚いということを知りました。日本では考えられないようなこともありますが、そんなところも含めて韓国が、釜山が大好きになりました。