この1年間を振り返って(留学前と今を比較して変わったこと)
韓国に留学に来てからもう8ヶ月ほどが経ち、留学生活も後半に入りました。8ヶ月といえば長い歳月に感じられますが、この8ヶ月間を振り返るととても速かったです。初めの頃は自分の伝えたいことをなかなか伝えられなかったり、訛りがあって正しく聞き取ることができなくてもどかしい思いをたくさんしました。しかし周りの人たちは私が言っていることをなんとか理解しようとしてくれたり、私が聞き取れない場合は表現を変えて何度も説明してくれたりしました。お陰で今では来る前に比べて会話の実力が随分伸びたように思います。
そして私が留学中心掛けてきたことが、躊躇せずに何でも挑戦してみるということです。私はいつもこのことを心掛けてきたお陰で友達が沢山できました。来て少ししてからサークルに参加することにしたのですが韓国語もまだ十分に出来ないし、誰も知っている人がいない中に独りで入って行くのは私にとってはすごく勇気のいることでした。しかしいざサークルに入ってみるとみんなとても優しくしてくれて、すぐに仲良くなることが出来ました。このことをきっかけに私は学校のランゲージセンターのスタッフとして働いてみたり、申請してルームメイトを韓国人の学生にしてもらったりといろんなことに挑戦するようになりました。もちろん大変なこともありますが、どれもやってみてよかったと満足出来ることばかりです。留学に来ても自分から行動しないと韓国語を使う場面は思っているほどなく、友達もじっとしていてはなかなか出来ないので、やはり自分から動いて機会をつくることが本当に大事だと思います。留学が終わってから、あの時こうしておけばよかったと後悔するのは絶対嫌なので留学中にいろんなことに挑戦して、悔いなく日本に帰りたいです。そのためにも残りの留学生活、いろんなことに挑戦して一日一日悔いのないように過ごしていきたいと思います。
帰国後どう留学経験を活かす予定なのか(帰国後の予定)
帰国後は現在の韓国語のレベルを維持するためにも、また高めるためにも引き続き勉強していくつもりです。そして韓国で出来た友達とはこれからも連絡を取り合い、日本に留学に来る予定の友達もたくさんいるので、次は私が何らかのサポートをしてあげたいと思います。そしてゼミでは今回の留学を通して深く知りたいと思ったテーマについて研究したいと思います。またその研究についての卒論も韓国語で制作したいと考えています。
自由テーマ
韓国語を勉強している人であればTOPIK(韓国語能力試験)を一度は耳にしたり、実際に受験したことがある人も多いと思います。日本では年に2回しか実施されていないのですが、韓国では年に4回実施されているので留学中は受験できる機会も多いです。私は日本ではTOPIKを受験したことがなかったのですがこちらに来て初めて受験し、今までに2回受けました。韓国で受験する場合は、留学中の外国人の多くがTOPIKを受けるので、希望の受験会場で受けようと思うと早めの申し込みが必要です。東亞大学から行くのであれば釜山大学が一番近く、地下鉄に乗れば1時間ほどで行くことが出来ます。私は初めて受験した時、大分遅くに申し込んだため釜山ではなくチャンウォンという場所まで行かなくてはならない羽目になりました。また場合によってはテグまで行かなければならない場合もあるので、韓国で受験する場合にはやはり事前に申し込み時期を把握しておいて早めに申し込むことをお勧めします。
また大学では、有料ですが夜間にTOPIKのための対策講座も開講されています。5級や6級といった高級レベルは韓国語講座の授業だけでは少し不十分なので、こういった対策講座を利用して受験に備えることもできます。留学に来た際は受験の実施回数も多いですし、日々の語学習得の成果を試すためにも積極的にTOPIKの受験に挑戦してみるといいと思います。