今月のマンスリーレポートでは試験について述べる。
東亜大学での試験は、1学期に中間考査と期末考査の2回の試験が行われる。試験期間はどの講義においても試験期間は大体一緒なのだが、教授や講師の都合により1週間早く試験が実施されるなどの例外もあった。
試験期間は1週間。その試験のために韓国の大学では、なんと試験の2週間も前から試験勉強が行われるのだ。図書館の自習室を覗くと空いている席がほとんどと言って良い程なく、試験の直前などは満席ということが普通である。直前まで追い込まれないと勉強に取り組むことができない筆者にとっては目を疑う光景であった。試験のたびに韓国の学生は勉強熱心で学ぼうとする意欲が高いのだなと感動した。
又、学部ごとで試験期間中にちょっとした間食を配ることもある。脳にエネルギーがいかないと勉強はできないぞと言わんばかりにインスタントラーメンやマクドナルドを配っていた。また学部に関係なく、大学側がノートやペンなどの勉強道具を配っていたこともあった。これは日本では見ることのない光景であり驚いたが、ノートをもらった時はありがたいなと感じた。そんな大学側のサポート力は素晴らしい点である。
今月の自由テーマでは、韓国のカジノについて述べる。
筆者はカジノへ行った経験はなく今回が初めてであった。西面(ソミョン)のロッテホテル内にあるセブンラックというカジノへ行った。当初このカジノはロッテホテルが経営しているものだと思っていたのだが、実は観光公社が運営するクランドコリアレジャーという会社が経営していた。ここのカジノではドレスコードやブラックタイといった堅苦しい格好をする必要はなく、かなりカジュアルな服装の客が多かった。外国人限定でスタッフのほとんどが日本語を話せる。広々としたカジノ内には、様々なゲームが楽しめるようになっている。ルーレット、ブラックジャック、パカラ、タイサイ、ビックフィール、キャリビアンスタンドポーカ、そして180台のスロットマシーン。日本語で説明を聞きたいという場合は、スタッフに案内してもらうのも良いかもしれない。初めてでどう遊べばいいか分からない人でも気軽に、そして安心して遊べるようになっている。
富豪者たちの金の使い方に驚いたが、新しい新世界を目にすることができ面白かった。外国でしかできない貴重な体験ができ良かったと感じている。