Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2014年1月号 国際文化学部 A.H

・試験について

語学堂では、12月から始まった冬学期の中間試験が年明けにありました。今までの試験と同様に授業の内容から出題されるのですが、それでも難しかったです。作文の試験の分量が多くなったこともあると思いますが、高級クラスでは中級の時よりもさらに個人で韓国語を学習する時間を増やすことが必要だと感じました。今回のテストでは以前より文章を読むスピードが速くなったと実感できました。以前と比べ教科書でも長文を読む機会が増えたほか、新聞を読んで要約するという課題のおかげかと思います。

12月には学部授業のテストも行われました。「現代日本社会の理解」という授業をとっているのですが、日本のテキストを使って行われる授業であり教授も日本語ができる方なので中間試験の時と同様に日本語でテストを受けることができました。論述形式の問題が3問出題されたのですが、日本語で記述してよいとはいえ内容が難しいのです。日本社会でなぜ孤独死が増えているのか、その社会的背景について問われるものなど、社会の構図を把握していないと答えに詰まってしまうものでした。試験は易しくなかったですがこの授業を通じて日本で問題となっている貧困や格差社会がどのようなものなのかについて簡単にごく一部ではありますが学ぶ機会となりました。

 

・韓国の競馬場について

1月の初旬、釜山にある競馬場に遊びに行ってきました。競馬場といっても家族連れが多くテーマパークのような雰囲気でした。韓国には競馬場が3つありそのうちの一つが比較的大学から近いところにあります。大学最寄りの駅から無料の送迎バスに乗り20分ほどで到着。日本で競馬場に行ったことがないので分かりませんが、イメージとして吹きっさらしのベンチにコースのみがある殺風景な場所を想像していました。しかしとても広い敷地がきれいに整備されていて公園を思わせます。行った日が2014年初レースの日ということもありイベントが開催されていてちょっとしたお祭りのようでした。地面に大きな書き初めが張られていたり、子ども向けに自転車のレンタルやはがきに絵を描くコーナーがあったりと想像した競馬場とは違い、楽しい雰囲気でした。そこをさらに進むと競馬場(馬券を購入したり、レースを見る所)です。中に入ると私が想像した競馬場の雰囲気がありました。新聞や馬券を片手にテレビのモニターを見る人にたばこの煙が充満した空間、、、。レースが開始されるとあちこちから韓国語で野次を飛ばす声が聞こえてきます。馬券は買いませんでしたが近くでレースを見ることができ楽しかったです。繁華街に飽きてきたらたまにはこのような場所に出かけてみるのも面白いと思います。