Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2014年12月号 社会学部 A.O

余暇の過ごし方

私は高級クラスを11月に終え、語学堂にはもう通っておらず、学部の授業も今月の半ばに期末テストがあり長期休暇に入ったので、2月までほとんど休暇になります。釜山に来てすでに10ヶ月が経過し、釜山の観光地もほとんど全て行ってしまったので、初めの頃に比べると、休みの日にどこか遠くへ出掛けたりはしなくなりました。今では留学生活にも慣れ、釜山での生活が、よい意味で私の日常となっています。仲の良い友達とご飯を食べに行ったり、寮の食堂で会って話したり、カフェに行って勉強をしたり、買い物に行ったり、たまに映画館に映画を見に行ったり、ひとりで韓国ドラマや日本のドラマを見たりと、日本でいる時とほぼ変わらない感じで休みの日を過ごしています。日常生活をするにあたっては問題ない程度まで韓国語は伸びたと思います。聴いたり話したりすることは韓国に留学し、韓国語を使う生活をしていればある程度は自然に伸びてくると思います。ただ、書くこと(쓰기)に関してはやはり生活しているだけでは伸びていかないと思うので、語学堂の授業がない今、一番力を入れて自主的に勉強しなければいけない科目だと感じます。

 

釜山での年末と気候

12月に入り、釜山でも2.3回雪が降りました。とは言ってもたくさん積もるほどではないです。日本人は雪は見慣れていると思うのですが、東南アジアや台湾から来た留学生は「初めて雪を見る!」と写真や動画を撮り、雪を楽しんでいました。語学堂があるスンハクキャンパスは山に建てたられたキャンパスなので、ほかに比べると少し寒い気がします。しかし同じ韓国のソウルとは全く寒さが違います。釜山ではマイナス気温にはほとんどならないと思います。12月なので大きなイベントとしては、クリスマスが挙げられます。韓国では25日は祝日になります。釜山の南浦洞では、クリスマス前からイルミネーションで飾られ、毎年巨大なクリスマスツリーも登場します。なのでクリスマスの時期になると、夜の南浦洞はツリーを見に来るカップルや友人同士、家族などでいっぱいになります。クリスマス当日に南浦洞へ行くと、人が多すぎて大変だと聞きました。街全体がクリスマス色に染まっていました。飲食店や化粧品の店員、そして銀行で働く人までもが、サンタクロースの帽子をかぶったり、トナカイの耳をつけて働いていました。お店のBGMもほぼクリスマスソングです。また、韓国では日本よりも「年末」という意識がないので、クリスマスが過ぎてもいたるところでクリスマスソングが流れ続け、クリスマスツリーもまだ出ています。いつまでクリスマスの雰囲気を続けるのか気になるところです。また、大学の授業はもう終わり、日本でいう春休みの長期休暇になりますが、語学堂は12月から2月までが授業期間なので、大晦日にも授業がありました。さすがに1月1日はお休みですが、2日からは普段通り授業が行われます。日本人の感覚からすると、もう少しゆっくりしたいと思うところですね。韓国では、年末年始の気分は全く味わえないです。