Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2014年6月号 国際文化学部 K.Y

・授業紹介

語学堂の授業について紹介します。語学堂の授業は大学の二学期制とは異なり一年間に四学期あります。一学期は10週間の約2ヶ月半で、学期と学期の間には約3週間の休み期間があります。月曜日から金曜日まで平日は毎日授業があります。初級から高級まで5つの級に分かれており、中級と高級は午前9時から午後1時まで、初級は午後1時から5時までの4時間の韓国語授業を受けます。

授業は一週間に2時間ずつのライティングと語彙の授業と、その他の時間は教科書に沿って勉強します。約3日間で1課分を終え、1課が終わるごとに宿題が出ます。授業は文法や書くことももちろん勉強しますが、隣の人とペアになって話したりグループに分かれて意見を話したりする「話す」ことの練習が多いと思います。

私のクラスは全員で13人いますが、その内訳は8人が中国人、3人が日本人、2人がベトナム人です。語学堂には他の様々な国の人々がいますが、全体的に見ると半分以上は中国人でその次にベトナム人が多いです。西洋の人はとても少なくアジア圏から来た人々がほとんどです。

語学堂では通常の授業の他に、特別授業として演劇大会やスピーチコンテスト、遠足があります。先週は遠足で慶州(キョンジュ)にある遊園地に行ってきました。写真はその時語学堂の生徒全員で撮った集合写真です。特別授業や特別授業の準備や練習は大変で苦労することもたくさんありますが、クラスの友達と仲良くなる機会にもなりいい経験になると思います。

 

・試験について

語学堂の試験は一学期に中間試験と期末試験の二回あります。試験は二日間で行われ、試験科目はリーディング・ライティング・リスニング・スピーキング・語彙と文法の5科目です。教科書で習ったことを基本にTOPIK(韓国語能力試験)のような試験形式で出題されます。故に一部を除きほとんどが選択問題です。試験時間は1科目50分で行われスピーキングの試験は一人ずつ行われます。

スピーキングの試験は今まで受けたことがなく、最初はどのような問題を聞かれるのか、どのように回答すればよいのか全く分からず困りました。スピーキングの試験では毎回約3問程度について回答します。大抵は教科書をしっかり勉強しておけば答えられると思いますが、部屋に先生と二人きりで回答を録音されるのでとても緊張します。いつも緊張して試験後何を喋ったのかあまり覚えていません。

成績は中間試験45%・期末試験45%・出席や宿題などの平常点10%で評価され、70%以上ならば合格で上の級に上がることができ、70%未満ならば不合格でもう一度同じ級を受けなければいけません。また、交換留学生は出席率が90%以上でないと次の学期に授業を受講できません。授業がある期間は約一ヶ月に一度試験があるので、毎回気づけば試験が目の前まで迫ってきていて試験に追われている気がします。