Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2015年3月号 国際文化学部 N.Y

 

①オリエンテーションについて


2月28日に、釜山金海国際空港に到着しました。オリエンテーションは授業開始(3/2)前と、3/19の2回に分けてありました。

 

 

1度目のオリエンテーションは日本人留学生対象のもので、東亞大学の日本語担当の方が日本語と韓国語で説明してくれます。プリントやパンフレットの配布があり、バディと一緒に説明を聞きます。主に「銀行口座開設」「外国人登録申請」「授業案内」「奨学金支給」「学生寮(寮費と健康診断書の提出)」についての話でした。1人ではなかなか難しいことばかりですが、バディの皆さんが手伝ってくれるので大丈夫です。そのオリエンテーションが終わった後に、語学堂の授業を受ける生徒は申請書を書き、レベルテストを受けました。

2度目のオリエンテーションは、寮の施設や規則の案内等を、寮に住んでいる外国人対象に行ったものです。このオリエンテーションは、入寮20日経って行われたもので、既に知っている内容がほとんどであり、オリエンテーションの意義を感じることができませんでした。「既に知っている内容がほとんど」というのは、もう2週間以上寮で生活しているのに、という事です。釜山に来て寮に到着したその日に、寮のルールを記した1枚のプリントを渡されていたのですが、それ以外は入寮当初に詳しい説明を受けることができず、戸惑うことが多くて非常に困りました。

 

 

②バディについて


東亞大学のバディの形態は様々で、過去のマンスリーレポートに書かれているバディの形態とは少し異なるようなので、書き残したいと思います。

東亞大学の願書にある空港ピックアップサービスに申し込むと、バディは空港まで迎えに来てくれます。1対1でバディがついている人もいれば、5人に3人のバディという場合もあるし、私の場合は2人(龍大生)に1人のバディという形でバディがついています。あと私は違うのですが、韓国に来る前からバディから連絡が来ていたという人もいました。

また、バディが同性とも限りません。私のバディは男性なのですが、日本語が流暢なので言葉の面で困ることは殆どありません。私達龍大生2人を「娘」といって、まるで家族のように接してくれ、手紙も書いてくれました。私達もバディのことを「아빠(パパ)」と呼び、仲良く過ごしています。

バディは釜山に到着した時に一緒に布団などの日用品を買いに行ったり、外国人登録申請、健康診断(寮に入るため必要です)、銀行口座開設(奨学金を受け取るため必要です)など、外国人だけでは難しい事を手伝ってくれます。自分のバディが忙しい時は他のバディが手伝ってくれますし、語学堂が始まる前は交換留学生+バディのみんなで一緒にご飯食べたり楽しいです。異国の地で、いつも心配してくれ、いざという時頼れる人がいるというのは、とても心強く素敵なことだと思います。