Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2015年6月号 国際文化学部 N.Y

 

①授業について

 

私は学部の授業と語学堂の授業、どちらも平行して履修しました。

まず、語学堂の授業について紹介したいと思います。語学堂は、初級Ⅰ・Ⅱ、中級Ⅰ・Ⅱ、高級のレベル別にクラスが分かれています。一つの教室に10人ほど、様々な国から来た生徒が集まっており、3月から5月の第1週までが1セメスターで、その後3週間の休み、6月から8月の第1週までまた授業、そして3週間の休みという風に授業計画が組まれています。月曜から金曜まで、中級と高級は朝9時から13時まで授業があります。初級は午後からです。

教科書はソガン大学で作られた「서강한국어」という教科書を使っています。教科書では主に、듣기(聞き取り)、읽기(読み取り)、말하기(発話)を習います。また教科書での授業だけでなく、ワークブックの時間、語彙の時間というのもあり、週に50分ずつワークブックをひたすらしたり、単語のみを習う時間もあります。写真は中級Ⅱで使っている教科書です。

 

 

次に学部の授業について紹介します。私はプミンキャンパスで開講されている「韓日比較文化論(한일비교문화론)」という授業を履修しました。週に2日あり75分授業です。教授は日本語が堪能で、一度この授業を取っている生徒と教授とみんなで課外授業としてお花見に出かけました。風景も綺麗でしたが、マッコリとチヂミがとても美味しく、他の韓国人の学生とも交流ができて良い経験になりました。この科目は4年生のゼミ形式な授業で、授業中は主に生徒の調査発表を聞きました。私も本当は履修生として発表を行わなければいけない立場だったのですが、私が外国人であること、発表の時間を確保できなかったということで発表はしなくて済みました。教科書は日本で発刊されたもので、韓国では売ってなかったので、友達と一緒にインターネットで購入、取り寄せました。

 

 

②試験について

 

語学堂の授業も学部の授業も、中間考査と期末考査があります。

語学堂の試験は2日間あるのですが、初日は쓰기(書き取り)・말하기(発話)、2日目は어휘(語彙)・문법(文法)・읽기(読み取り)のテストです。말하기以外は各50分のテストで45点満点、말하기は1人10分ほどの持ち時間でこちらも45点満点です。成績は中間考査の平均点+期末考査の平均点+宿題の提出(10点満点)で出されます。60点以上あれば次の級に進級です。試験の問題はTOPIKのような形式です。말하기は緊張せずに落ち着いて先生と普段通り会話すれば、良い点数をもらうことができると思います。

学部授業である「韓日比較文化論(한일비교문화론)」は特別に中間考査がなく期末考査のみでした。そしてテストは日本人・韓国人関係なく全て日本語で、最近の日韓関係について記述する問題でした。テストの日時・場所はインターネットサイトで公開されます。