①現地の学生、友だちについて
韓国の学生は、あらゆる面で積極的で、勉強やサークル、遊び、就職活動などメリハリをつけて大学生活を送っているようなイメージがあります。
韓国では徴兵制度があり、男子学生の多くが大学在学中に約2年間、兵役につきます。そのためか日本の大学生より「4年で卒業しなければいけない」という意識が薄く、就職活動をより有利にするため男女ともに休学をして、留学をしたり、福祉活動を行ったり、公務員試験や資格取得に向けた勉強・外国語の勉強など、様々な活動を行う場合が多いです。日本より課外活動に活発に参加する学生が多く、驚きました。
授業が終わると日本と同じでアルバイトやサークル活動に励む学生が多いです。東亞大学ではバンドなど音楽系のサークルが人気があるように感じます。また、「お酒」の文化も発達しています。日本よりお酒をよく飲む人が多く、夜はお酒を飲みながら話をしたりゲームをしたりして楽しんでいる学生がとても多いです。
次に語学堂で出会った友達です。中国をはじめ、台湾、ベトナム、フィリピン、カンボジア、インドネシアなど様々な国からやってきた留学生が韓国語を学んでいる場所が語学堂です。見た目や文化の違う私たちですが、国籍の差をあまり感じることなく自然と仲よくすることができたと思います。
私は中国、台湾、カンボジアの子とよく一緒にいました。旅行をしたり、ご飯を食べに行ったり、日本のことや家族のこと、恋愛話なんかも、日本人同士で話している感覚と全く変わりなくお喋りします。言葉はお互い韓国語ですが意思疎通に困ることはあまりなく、韓国に住む外国人同士として時には助け合いながら、親しくすることができました。
語学堂の友人と
②お金の管理について
お金の管理は留学生活においてとても大切なことです。お金の管理方法は人によって様々なのですが、私の場合は釜山銀行の口座に入っている現金と、クレジットカードでやりくりしています。
釜山銀行の口座は韓国に着いてすぐ、トウミに手伝ってもらって作るのですが、そちらに龍谷大学の交換留学生なら奨学金が入ります。私は現金はその奨学金のみで、支払いは主にクレジットカードを使っています。現金が不足した時は、クレジットカードのキャッシング機能を使いますが、手数料がかかるのでちゃんと調節しながらお金を使わなくてはいけません。
そのほかには韓国に来たときに大量の日本円を持ってきて少しずつウォンに変えながら、銀行の口座に入れた現金と、クレジットカードで生活しているという人もいます。お金の保管には気をつけなければなりませんが、この方法でお金をやりくりしている人は少なくありません。