・授業紹介
今回は東亞大学の授業について紹介します。私は午前中に語学堂の授業を受け、午後から学部の授業を聞いています。前回は語学堂について紹介したので今回は学部の授業について話したいと思います。
学部の授業に関して、交換留学生は主に自分が専攻している学部の授業を受けます。他の学部の授業は基本的に聞くことは出来ませんが、直接教授に頼みこめば受講できるようです。その他に一般教養も受講できます。私の場合は学部の授業は受けずに一般教養の科目を選びました。前期は中国語、後期は音楽史を勉強しています。
それでは具体的に授業内容を紹介します。まず前期に受講した中国語は受講科目がニーハオ中国語で、基本的な中国語を学びました。1回生の時に第2外国語で中国語を選択していたので今回の授業はそれほど難しくありませんでした。また先生が中国人の方で、簡単なわかりやすい韓国語で授業を進めて下さったのでよかったです。
一方で今学期受講している音楽史の授業はとても難しくて苦労しています。まず音楽史に関する知識をほとんど持っていないので、日本語で聞いても理解しがたい程だと思います。その上、教授は釜山の方言を使って早口で話されるので本当に聞き取りにくいです。なので時々音楽学部の友達に助けを借りています。授業の他にも記述試験やグループの発表があり大変な点も多いです。しかし留学生のことを考慮して下さる教授も多く、また周りの学生にも支えられながら楽しんで授業を受けています。
・文化体験について
留学生活も半年以上が過ぎ、その間に様々な文化体験をしてきました。伝統楽器の演奏をしたり韓国料理を作ったり韓服(チマチョゴリ)を着たり、本当にたくさんの体験をしましたが最近新たにテコンドーを習い始めました。
今年のオリンピックで東亞大学の学生がメダルを獲得したことを記念して後期に留学生を対象にしたテコンドーの授業が開講されています。週に1度で短い期間ですが実際に胴着も来て一生懸命練習しています。授業は留学生ならだれでも受けることができ、授業の出席率が80%以上だと胴着と名前が刺繍された帯をもらえるそうです。私は今回初めてテコンドーを体験しましたが思いのほか大変です。興味本意で始めたテコンドーですが、してみると本当に楽しく全力で練習に励むと肌寒い季節にも関わらず汗をかくほどです。
またテコンドーを通してただ技を習うだけではなくテコンドーの精神についても教えてくださいます。例えばきちんと挨拶をすることや時間を厳守することなど、テコンドーから学ぶことも多くあり受講してよかったと感じています。
来年度も引き続き開講されるかはまだわかりませんが、テコンドーを初めとした韓国の文化を体験する機会があれば積極的に参加してみてはどうでしょうか。良い経験になるのではないかと思います。