・環境について
今回は学生寮について話したいと思います。本年度の日本人交換留学生は全員ハダンキャンパスのハンリム生活館という寮で暮らしています。ハンリム生活館に約2ヶ月生活してみて、良い点と不便な点を紹介します。
まずハンリム生活館の良い点は施設が整っている点です。寮の中に売店や食堂、ATM、自習室、洗濯室、事務室などがあり、とても便利です。また卓球場やジムがあり運動を楽しむこともできます。交通面においては寮からシャトルバスが出ていて、最寄りの駅まで行くことができます。大学内であれば無料で利用することも出きます。
反対に不便な点は、寮で料理ができない点です。食堂を利用するか外食をするしかないので、どうしても果物や野菜不足になってしまいます。そういう時にキッチンがあれば便利なのですが、この寮にはないので少し不便に感じます。それから冷蔵庫がないのも不便です。食べ物の持ち込みはできるのですが、冷蔵庫がないので長い間部屋に置いていくことができません。なので飲み物やお菓子、パンなどを窓際に置いて保存しています。次に不便なことは寮のある場所です。ハンリム生活館は山の中にあり、毎日が山登りです。前に書いた通りシャトルバスがあるのですが、お金がかかるので利用しない人が多いです。寮から学校を出るまで、歩いて15分ほどかかります。帰りは急な坂道が続き、100段を超える階段を2回登らなければいけません。また語学堂の授業がプミンキャンパスであり、バスで20分かかるので移動がとても不便です。
ハンリム生活館で2ヶ月過ごしてみて、初めは慣れなくて不便に感じることが多かったのですが、最近はこの生活に順応してきて、不便なことも楽しみながら生活を送っています。
食堂について
これまで寄宿舎の環境について話してきましたが、今回は寄宿舎の中にある学食について紹介します。前に書いたように、ハンリム生活館にはキッチンや冷蔵庫がなく、料理ができません。なので寮に住む学生の多くが学食を利用しています。
学食は事前に申請すると利用することができます。期間は6月中ごろまでで70、90、110食の中から選べます。私の場合は70食を購入しました。申請が遅かったせいもあって、2ヶ月で20程度しか食べていません。申請をすれば朝夕利用することができます。しかし語学堂のクラスが中級の場合は、時間が合わないので朝食を食堂でとることができません。さらに休日の夕食の利用時間が18時までで、少し不便な点があります。また朝夕共に辛い料理が頻繁に出てくるので、辛い物が苦手な方には少しつらいかもしれません… しかし栄養士の方が献立を立てて下さって、バランスの良い食事をとることができるので、ぜひ利用してほしいです。
今回は学生寮とその食堂について紹介してきました。初めは生活に慣れず不便なことばかりでしたが、住めば都。不便なことも楽しく感じるようにさえなってきました。東亞大学に留学される方はぜひ一度ハンリム生活館、そして学食を利用してみて下さい。