Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2018年6月号 文学部 R.S

〈授業紹介〉

私は語学堂と大学の学部授業のいくつかを並行して履修しています。

 

まず、語学堂の授業について紹介したいと思います。語学堂は月曜日から金曜日、毎日同じ時間に開講され、現在私が受講する中級2のクラスは午前9時から午後1時の時間帯にあります。その中で50分授業が4コマ分あります。一学期が10週間で、授業進度としては1冊約200ページの教科書を2冊学び終えます。今年度の講義については、中級1のクラスはスンハクキャンパス内で行われ、中級2のクラスはブミンキャンパス近くの石堂グローバルハウス内の教室で行われました。

私のクラスは交換留学生だけでなく、中国・ベトナム・メキシコ・ウズベキスタンなどから来た東亞大学に学部入学予定の語学研修生も多く在籍しており、日本人は私一人です。

 

次に、私が受講する学部授業について紹介したいと思います。

私は前期に「大学韓国語Ⅰ」「韓国語発表と作文Ⅰ」の二つを受講しています。どちらも留学生対象の午後6時から75分間の夜間授業で、受講生は学部入学した留学生です。主に、大学の講義を受講するために必須の韓国語表現であったり、発表形式を学ぶ授業です。授業内で発言する機会が多く、ほぼ毎回習った表現を使った簡単な作文課題が課せられます。

その他に、聴講として「時事日本語」の授業も受けています。これは日本学専攻の講義で、日本で報道された新聞記事やインターネット記事を取り上げ、時事的な話題に使用される語彙を学ぶ講義です。日本の報道番組の一部映像を視聴したり、話題になった時事問題についてグループで簡単に意見交換をする機会があります。

 

基本的に学部授業は科目ごと週2日あり、夜間授業を除く授業は90分間です。私は経営学部 国際観光学科に所属していますが、交換派遣学生は希望によっては他学部の講義も担当教授に受講許可をもらうことができた場合、別途事務手続きをして受講することも可能です。

 

 

 

〈試験について〉

・語学堂の試験について

語学堂は1年度4学期制で、それぞれの学期中に中間試験と期末試験があります。試験は「聞き取り」「読解」「語彙と文法」「口述」「書き取り」の5つに分けて実施され、それぞれの点数がつきます。

 

 

・学部授業の試験について

学部授業は1年度2学期制で、同様に中間試験と期末試験があります。

「大学韓国語Ⅰ」

中間試験は口述形式で、期末試験は主に教科書に載っている語彙理解を中心とした筆記試験でした。

 

「韓国語発表と作文Ⅰ」

試験は与えられた主題に対する自身の意見を論述する作文の分野に加えて、一人ひとり主題を決め、発表形式の試験も含まれていました。

 

「時事日本語」

試験内容は、授業で扱った日本の時事ニュースの記事を韓国語から日本語、または日本語から韓国語に翻訳する筆記試験でした。

私は学期制度の違う語学堂と学部授業を並行して受講していたので、中間も期末も試験期間がそれぞれ異なった期間で設けられていました。そのため、常にどちらかの試験が目前に迫っているような状況でした。しかし、試験期間が同時期ではなかったことによって、語学堂と学部授業、それぞれの試験に対して集中して取り組むことができたように思います。