Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2022年度7月号政策学部H.S

➀持ってきてよかったもの

現金

                 

カード社会といわれる韓国ですが、韓国で銀行を開設するまでの間は現金が必要な場面が多かったので準備しておくといいです。また海外対応のVISAやJCBのカードでも、韓国のお店によっては使用できないところもあるので、現金が一番無難です。

薬類

                  

薬局がある為、大抵の薬は韓国でも揃えることが可能ですが、韓国語で症状などを説明するのが難しい、新しい薬を服用することに抵抗がある人は、あらかじめ持っていておくと便利です。私自身、あまり使わないだろうなと思って一応で持ってきましたが、季節の変わり目の風邪、環境の変化からくる頭痛、日常生活のかすり傷など、使用する場面が以外にも多かったです。

変換プラグ

                

韓国のプラグと日本のプラグの形が異なる為、日本で使用していた者をそのまま韓国で使う場合、必要になります。また1つだけだと何度も差し替えるのに手間がかかるので、携帯充電用、ヘアアイロン用、パソコン用など計3つほどあると便利ではないかなと思います。タイプはC(またはSE)で、100均に売っているもので十分です。

スポーツサンダル

夏にサンダルは必須ですが、寄宿舎までの道が険しい、坂道が多いので普通のサンダルではなく、歩きやすいスポーツサンダル系をおすすめします。韓国で購入することも可能ですが、日本のスポーツサンダルの方が種類も多く、安くてかわいいものが多い気がします。

水着もしくは防水対応の服!

釜山の夏はなんといっても「水遊び」です!代表的な海水浴場でイベントやフェスが連日行われることが多く、その際必要になります。ちゃんとした水着でなくても、水遊び用の服を準備しておくと思いっきり釜山の夏を楽しめます!!

 

②兵役について

7月になると、街中に軍服を着た若い男の子が多くなります。私はてっきり入隊前の人たちと思っていましたが、友達に聞くと「予備軍」とのことでした。

韓国では通常男性19歳~30歳までの間の約2年間、兵役に行かなければなりません。これはよく知られていることだと思うのですが、この2年間だけでなく、除隊してからも1年に1回招集され、訓練を受けなければならない日があります。これが「予備軍」であり、2年間の兵役生活が終わっても訓練を受け、万が一戦争になった際、いつでも出動できるよう、とのことです。大学の友達に軍隊の話を聞くと、本物の銃を持ち、手榴弾の投げる練習をし、、とても私が大学で一緒に遊んでいる姿からは想像できない話でした。私がその話を聞いて、日本ではありえない事なので「すご、、」とつぶやくと「だってまだ戦争は終わってないから」と言われ、なんとも言えない感情になりました。

すごく「時代だな~」と思ったのは、兵役中の方に贈る手紙です!今までは手書きだったのが、今はアプリで兵役中の友達や家族にメッセージを送ったり、その人があと何日で除隊するのか、または除隊してから何日経ったのかを知ることができるみたいです。

友達曰く、軍隊のドラマ「D.P.」は、軍隊生活の酷いところだけを集めたような話ですが、実際に軍隊である話だそうです。韓国男性の多くが兵役のストレスから喫煙を始めるとも聞きました。

日本では韓国ドラマの影響もあり、軍隊を「たくましい」「かっこいい」の印象が強いですが、実際入隊前の友達が辛そうで、食欲もわいていない姿をみると、私たちが想像する軍隊のイメージはないんだなと気づかされました。人によってどのような感情を抱くかは異なると思いますが、兵役に対してむやみやたらに「かっこいい」の言葉は使えないなと思いました。