〇余暇の過ごし方
3週間ほどの夏休み期間中、特に遠出はしませんでしたが、友達といろんな場所に出かけました。広安里では、工場を改造したカフェ&美術館&本屋に行きました。特に印象に残っているのは本屋さんに行って、韓国の絵本を読むことができたことです。韓国の絵本を読むことは初めてだったのですが、新鮮でとても面白かったです。「해와 달이 된 오누이(太陽と月になった兄弟)」という本を読んだのですが、少し残酷な部分があり、怖かったです。しかし、韓国人なら誰でも知っているといわれているものを読むことができて嬉しく、また韓国の文化を絵本から知ることも良い方法であり、貴重な体験ができたと思いました。
次に、釜山大学周辺でテレビゲーム、映画鑑賞、脱出ゲームの体験を紹介します。釜山大学周辺は、おしゃれなカフェやレストランがたくさんあると有名な学生街で、西面や広安里とは違って落ち着いた雰囲気があり、とても過ごしやすい場所です。テレビゲームと映画鑑賞ができる場所に行ったのですが、そこでは日本のゲームであるマリオカートやWiiをすることができました。子供のころからやっているゲームだったので、とても懐かしい!と感じたと同時に、字幕がすべて韓国語なので全くの新しいゲームをやっている感覚もありました。脱出ゲームでも、韓国語での謎解きだったのでとても難しかったですが、解けた時の達成感がすごく、とても楽しかったです!
夏休み期間に入ると、実家に帰るほか本帰国・一時帰国する友達が多いため、寄宿舎はがらんとしていて、少し寂しさを感じるときもありました。また、語学堂や学部授業がない分、自分で一日のスケジュールを組まなければならないということも大変でした。でも振り返ってみると、色々な場所に行くことができたので、充実した夏休みを送ることができたと思っています。今は開講し、以前の忙しさが戻りましたが、最後の学期、最後までやり切りたいと思います!
〇~釜山の海~
釜山には訪れるべき海の名所がたくさんあります。今回は代表的なものからあまり知られていない場所を2つ紹介していきます。
まず一つ目は、광안리해수욕장(広安里海水浴場)です。広安里海水浴場は、代表的な釜山の海水浴場の一つで、有名な観光名所としても知られています。特に、海辺から見える広安里大橋がとてもきれいで、路上ライブの音楽とともに最高のシチュエーションを作り上げてくれます。広安里は、寄宿舎からも1時間ほどで行くことができるので、とても行きやすく、何度も行きました。また、広安里海水浴場の周辺には、おしゃれなカフェやレストランがたくさんあり、中でも、貝焼きのお店があるのですが、日本と比べて価格が安く、とてもおいしいです。友人や家族とも一緒に旅行ができるおすすめの海水浴場です。
2つ目は、다대포해수욕장(多大浦海水浴場)です。多大浦海水浴場は、広安里とは離れた場所にあり、地下鉄1号線の終点駅(多大浦海水浴場駅行き)なのですが、個人的に釜山で一番、心身を癒してくれる場所だと思っています。広安里に比べて周辺に大きな建物がなく、広い海を一望することができます。寄宿舎からは40分ほどで行くことができるのですが、日没が本当にきれいで、多大浦海水浴場に行くときはいつも夕方5時から6時あたりに行っています。また、代表的な観光地と比べて地元の方が多く、アットホームな雰囲気があるので、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。広安里や西面からは少し離れた場所にあるので、家族や友達が遊びに来てくれた時は行くことができませんでしたが、釜山で一番お勧めの海水浴場です。
釜山には、このほかにもたくさんの海水浴場があり、まだ行ったことがない場所もありますが、釜山の海は何も考えない時間を作ってくれる場所だと思っています。また、釜山の夏はもちろん暑くはなりましたが、海が近いことから風があるので比較的過ごしやすい夏だったと感じています。この夏、改めて釜山の自然の良さに気づくことができました。