Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2010年5月号 国際文化学部 Y.M

日本から持ってきたらよかったと思うもの

韓国は日本の製品が他国に比べかなり入ってきています。そのため、現地で日本製品を手に入れようとすれば何とか買うことができるものが多くあります。ですがやはり値段が高いので、持っていけばいいと思うものも多くあります。

一番持っていけばよかったと思ったものは食べ物です。韓国と日本は食べ物か似ており、現地でも日本食が人気でよく売られていますが、やはり日本で売られているものとは味が違い、日本の味が恋しくなります。韓国の食べ物は辛いものと、甘い物の両極端です。中間のものがないように思います。なのでおかしや、ふりかけなどたまに食べられるように持っていくのがいいと思いました。

 

現地の学生、友達について

韓国の学生は厳しい大学受験を乗り越えてきたためか、勉強をよくします。授業時間も朝8時から夜遅くまであり、課題も多いようです。テスト前になると、何百席とある図書館の自習室が埋まってしまい、席をとるとこが困難です。それだけ一生懸命勉強しますが、いざテストが終わればお酒を飲みに行ったり週末に旅行を楽しんだりと、アクティブに活動してるようです。

東国大学には「バディー」と呼ばれる生活を手伝ってくれるチューターがいます。おそらく東国大学でできる初めての韓国人の友達となると思います。このバディーは携帯電話を作ることや通帳、外国人登録など韓国で生活を始めるうえで必要なことを手伝ってくれます。そのほか病院へ行く時や何か困ったことがあったときに頼りになる存在です。

私は語学堂へ主に通っていますが、クラスメイトはほとんどが中国人です。初級は多国籍ですが、級が上がれば上がるほど国籍がかたよる気がします。初めは中国人ばかりで戸惑いましたが、日本について興味を持っている人も多く、特にアニメについて知ってる人が多いので慣れてくると、いろいろ話しかけてくれます。やはり、自分から話しかけていくことが大切だと思いました。

 

自由テーマ

今月は韓国も休日が多く、私も様々な所へ出掛けました。

私は旅行サークルに入っているのですが、今月初旬に旅行があり、ナミャンジュという、ソウルから電車で2時間くらいの所に行ってきました。旅行といってもホテルに泊まって観光という感じではなく、一つの大きな家を借りてみんなで寝泊まりするという、合宿のような感じです。グループに分かれて一緒にご飯を作ったり、ゲームをしたりしました。夜にはやはり飲み会があり、明け方まで飲む人もおり、韓国ではどこに行ってもお酒は欠かせないんだと感じました。1泊2日と短い間の旅行でしたがほとんど韓国人という環境の中でみんなで一緒に旅行をし、とても良い思い出になりました。

また、日本から来た友達と一緒に、韓国人の友達の家に遊びに行きました。友達のお母さんがハンボック(チマチョゴリ)デザイナーでお店を経営されているということで、何着か着させていただきました。一言にハンボックといっても、昔、日常生活で着られていたものから、結婚式で着られるものまでたくさんあります。写真は結婚で着られるハンボックです。店では注文が来ると、生地の素材から選び、色、模様と細かく決めていくそうです。今では日常でほとんど着られなくなってしまったハンボックですが、結婚式のときにはほとんど着られます。さまざまな種類のものを着ることができ、とても良い経験になりました。