Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2011年7-8月号 文学部 K.R

夏休みのこと

怒涛の試験ラッシュが終わって気づけば7月に突入していました。私は語学堂には所属していなかったので授業はなく、大体の学生が地方から慶州に来ている学生が多かったため、学期中のように忙しくすることがありませんでした。なので、寄宿舎で韓国語検定の勉強をしながらすごす時間が多かったです。

7月のビックイベントは巨済島に一泊二日の旅行した事です。韓国人の友達と日本からの留学生4人と一緒に車で行きました。今まで巨済島にはフェリーでいく方法しかありませんでしたが、最近新しいプサンと巨済島を結ぶ橋が新しく作られ、慶州から2時間で行くことができるコジェ島は慶州から一番近い観光地です。巨済島はいくつかの島が周りにあり、周りの島をフェリーに乗って観光するのですが、その日とても天候が悪くひとつの島しか観光ができませんでした。その日観光できたのは外島という島でした。外島は昔ある男性が外島を買い取りなにもなかった島にひとつひとつ木を埋め、花を育て西洋風にアレンジされた島です。外島は韓国にいても外国にきた気分になる所でとても人気のある観光スポットとなっています。ドラマでもよく外島は撮影場所として使われています。あの有名な冬のソナタの最終話の撮影場所が外島でした。とても緑がいっぱいで一人でよく外島を作ったな~と感心しました。外島を一周するのに1時間はかかりました。自由時間が終わり、フェリーにのって巨済島に戻り雨が降り出す中ペンションに戻り私たちはバーベキューの用意をしました。雨の降って寒い中、ペンションの駐車場でバーベキューをしました。そして、次の日は驚くほど晴れました。なので、朝からみんなで海辺を散歩したりして各々の時間を過ごしました。そのまま慶州に戻るのはとても、もったいなかったので釜山の海雲台の海を見に行こうということになり見に行きました。やはり海雲台は色んな国から観光客が来ていて、騒がしかったです。日本からの旅行客もたくさんいて、すこし日本にいるような気持ちになりました。この2日間今思えばとても大変でした、しかし、本当に楽しかったです。いつも日本の留学生と話をしたらこの話題が出るほど、みんなの記憶に残る思い出になったと思います。

 

私は後期から7月からルームシェアをすることになりました。ルームメイトは日本語を少し話せる経済学部のお姉さんです。お互いの勉強になると思いルームシェアを始めました。ルームメイトのお姉さんの出身は浦項(ポハン)です。慶州から車で15分程度のところにあります。浦項はあの有名なPOSCO(ポスコ)の工場があるところです。私はお姉さんとルームメイトになって浦項に行くことが多くなりました。浦項には白砂の綺麗な海があります。夜になるとPOSCOの工場が綺麗にイルミネーションされてカップルが集まるスポットになっています。海を挟むとカフェでコーヒーを楽しむ人達や魚屋さんでおいしいお魚を食べながら楽しくお酒を飲む人達がたくさんいました。海辺には老夫婦が仲良く運動がてらに散歩をしたり、カップルがお話していたり、花火をして楽しむ人達がたくさんいてとても賑やかな所でした。POSCOを作った方はPOSCOで働いている社員を第一に考えて社員の住みやすい街をつくろうと考えたそうです。社員がいい所でいい暮らしをしてからこそ、いい仕事が出来ると考えたからです。POSCOを作られた方はその良い街を作るために、日本の街並みを参考にしたそうです。街に一つもごみが落ちていなく、とても清潔な町でした。この話を聞いてとても感動しました。日本の様に作ろうと、日本でない韓国という国で日本が模範になっている姿がとても誇らしかったです。