Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2012年5月号 文学部 A.N

日本から持ってきたら良かったと思うもの

 日本から持ってこれば良かったと思う物は特にありません。日本と韓国は生活環境が似ているため、ほしい物は基本的にこちらでなんでも買うことができます。そのため特に不便を感じることはありません。

  ただ、唯一、これだけは持って来ていて良かったと心から思うものは、日本のスマートフォンです。日本で使用していたものを解約してこちらに持ってきていました。韓国に渡韓してから、こちらで携帯電話を契約するまで、日本のスマートフォンを利用して連絡を取り合いました。韓国は基本的にどこでも無料でwi-fiが出ているので、解約しているスマートフォンでもwi-fiさえキャッチできれば、携帯電話同様に使うことができたので、連絡を取り合うのにすごく役立ちました。

 こちらで携帯電話を作るためには、外国人登録証が必要です。外国人登録証がなければ携帯電話の契約ができません。外国人登録証は申し込みをしてから、発行されるまで時間がかかります。そのため、渡韓してすぐに携帯電話を持つことが不可能なので、本当に日本のスマートフォンは役立ちました。

 余談になりますが、私は携帯電話は日本での契約と同じように契約しました。プリペード式の携帯電話であれば外国人登録証がなくても、契約することはできますが、やはり、プリペードよりは、3G、4Gが使える契約のほうが便利です。

 

現地の学生、友人について

 渡韓の祭、韓国の空港までトウミが迎えに来てくれました。トウミとはすぐに仲良くなることができ、お世話になっています。また、私は日本にいるときから韓国人の友人が2人いました。そのため、こちらで友人ができるまではこの三人を頼らせてもらって、遊んだり、困ったことがあると助けてもらっていました。今でもずっとお世話になっています。

 学校が始まったら、たくさん韓国人の友人を作りたいと思っていましたが、実際に学校が始まると、語学堂がメインの生活になるので、韓国人に出会うきっかけがありません。語学堂には各国から韓国語を学びにきた留学生がたくさんいるので、様々な国の人と友人になることはできますが、本当に韓国人との関わりがありません。そのため、私は友人を通じて韓国人を紹介してもらい、友人を増やしました。日本でもそうですが、日本以上に韓国では自分がいかに積極的になるかで、生活が変わります。韓国人の友人がほしいと思っても、自分が動いて、誘ってとしないとできません。日本では基本的に連絡を待っているのが当たり前だった私ですが、韓国では積極的に動こうと意識しています。そうしているうちに、現地の友人からも私に積極的に働きかけてくれるようになり、イベント等があると誘ってくれたりします。

韓国では不親切が当たり前で、親切にされることは少ないから、気を落とさないように、と韓国人の友人に言われて渡韓しましたが、私が出会う韓国人はみんな親切な友人ばかりで、助けられています。

自由テーマ

 語学堂の終了式について。

5月23日に語学堂の終了式がありました。22日まで、語学堂では期末試験をしており、その結果発表(点数および、進級の有無)を知らせるための式でした。私は22日に期末テストを受け終わったあとに、教授に呼ばれ、終了式で故郷紹介をしてほしい、と依頼されました。パワーポイントを作って、5分ほど何も見ずにしてほしい、と言われ、すごく焦りました。韓国に来てから、急に依頼されて時間に余裕がないということは多かったですが、今回は本当に急すぎて大変でした。家に帰って、パワーポイント、文章を作成し、同じ寄宿舎の韓国語がうまい友人に添削してもらい、なんとか準備しました。

当日、大勢の留学生および教授の前でつたない韓国語で発表し、すごく緊張しました。準備や発表にたいするプレッシャーは耐えがたいものでしたが、今となっては良い経験だったな、と思います。

この他に終了式では皆勤賞や努力賞等の授与もありました。私は語学堂を何度か休んでしまったので、皆勤賞をもらうことはできませんでしたが、優秀賞をいただくことができました。来学期からも優秀賞を取れるように頑張ろうと思いました。自分の頑張りがこのような形で結果にでたことが、すごく嬉しかったです。