現地の学生、友人について
まず、こちらの学生の印象ですが、日本の学生よりよく勉強をするという印象を受けました。韓国は日本同様、就職難ということもあり、就職時に有利になるように資格取得の勉強をしている人々が多いです。図書館に行けば、分厚い参考書を広げ一生懸命勉強している学生達がたくさんいます。さらに東国大学では、卒業要件としてTOEICで学部ごとに定めらてた点数以上を取得しなければ卒業ができないそうです。学部の授業の試験の勉強をしながらTOEICを高得点取らなければいけないので卒業自体も大変だそうです。また成績に関しても、日本の学生以上に重要視しているように感じました。日本の学生は単位が取れれば点数は気にしないという人が多いように思いますが、韓国では大学の成績が就職活動の時に重要視されると考える人が多いそうです。
次に現地の友人に関して紹介します。以前にも紹介した通り、交換留学生には韓国人学生のバディがつきますが、語学堂でも似たようなプログラムがあります。韓国人学生と一緒に南山散策や博物館、清渓川などのソウル近郊の観光地をまわったりするなど、韓国語上達のお手伝いや友達作りのきっかけを作るプログラムです。私はこのプログラムで知り合った友達とよく遊びに行ったりします。ただこれは、語学堂のみ通っている人々が優先的に参加できるので、最初は断られますが、枠が余っていれば交換留学生も参加できるので先生方に頼んでみるといいと思います。
文化体験について
文化体験とは、語学堂で1学期に1度行われる韓国文化を学ぶイベントです。これまでには、キムチ作りと氷のグラス作り、韓国伝統楽器体験などをしました。今回の文化体験は利川(イチョン)のお米のお祭に行きました。いつもの文化体験は私服で行くのですが、今回は、みんなで語学堂から支給されたお揃いのパーカーを着ていきました。学校から利川まではみんなでバスで行き、時間は1時間半ほどかかりました。韓国で利川のお米といえば、良いお米だというイメージがあるそうです。お昼には、利川のお米を使ったビビンバを食べ、その後には乗馬体験や伝統衣装の試着、お餅やお菓子の試食など、たくさんの体験をすることができました。
またスタンプラリーをして抽選会に参加し、景品にお米をプレゼントというイベントもありました。残念ながら、私のクラスから当選者はいませんでしたが、参加しただけでも十分に楽しめました。大学生になってからは、クラスの友達たちと貸し切りバスに乗るという機会もないので、高校生の遠足気分で楽しかったです。